しょうご農園

和卵便り 54号

20116月1

宮崎では例年よりも早く5月22日に入梅しました。乾季から急に長雨になって合羽が大活躍です。そして台風2号の接近。水不足だった宮崎には恵みの雨でしたが、被災地など各地の被害には心を痛めます。最近は自然災害に泣かされることが多いです。神様からのメッセージだとしたら、いったい何を意味しているのでしょうか・・・

集落では田植えが始まりました。そして、蛍が舞うこの季節から、今年もコッコたちの産卵が減っています。冬から春にがんばってくれたから休養が必要なのでしょう。彼女たちは一年の自然のリズムにあわせて生きているのですね。大事な身体だから、無理せず元気でいてほしいです!!


雛の到着!

5月24日に雛が到着しました。今回も後藤孵卵場の「もみじ」、メス105羽とオス6羽。生まれてすぐにトラックに揺られて福岡からやってきました。ちなみに、雛1羽の値段はメスが260円、そしてオスは、なんと40円!この品種は産卵が主な目的なのでオスはとても安いのです。同じ命も利用価値で値段が変わってしまうのは、人間社会にも共通する厳しい現実です!



百姓の土木作業!

新しい田んぼを購入しました。昨年購入した田んぼの横にあり、面積は2反(2000平米)。2年ほど管理されてなかったので竹が浸入し、猪が畦や土手を崩し、かわいそうな状態でした。そこでユンボの出番です。竹の根っこを掘り起こし、作業用道路の造成にと大活躍。私の土木作業も少しは上達してきました。整地が終わった下段の田んぼに水を入れてみたら問題ないようで、どうにか稲を植えられそうです。梅雨の中、楽しい泥んこ作業が続きます!



米つくり 〜その2〜

稲の苗が順調に成長しています。今年は養鶏場の一角に苗代を作りました。鶏糞を混入してから水平に土をならし、水漏れ防止のため畦並みシートで囲いました。モグラの穴から水が抜けて苦労しましたが、梅雨に入ってから水の確保は大丈夫。全部で65箱の育苗です。培土が足りなくなり25箱に市販品を使いましたが、肥料分が多くて栄養過多にならないか心配です。来年は自前の培土をたっぷり用意します!!



小麦つくり 〜その3〜

小麦の実が未熟で、収穫はまだ出来ません。種まきの遅れが影響し、長雨で穂が少し腐り、強風で倒れているところもあります。宮崎では収穫期が梅雨に入るので小麦栽培に向いていないというのは、当たっているようです。収穫後に田植えをするので、準備に追われてあせっています。さて、どうなることやら・・・ 計画に無理があったようです。初めての麦栽培は、苦い経験になりました!!



ツバメの巣作り!

 自宅玄関の電灯の上にツバメのカップルが巣をつくり始めました。泥や草を一生懸命に運んで器用に固めています。ツバメが巣をつくる家は縁起が良く、また、ツバメは火事にならない安全な場所を選ぶとも言われています。我家を選んでくれて、うれしいですね。完成まであと少し。かわいい雛が生まれる日を楽しみにしています!!

 

 

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