しょうご農園

和卵便り 62号

20122月1

各地での大雪被害。道産子の私にはテレビに映る雪景色は懐かしいですが、雪かきに苦労するお年寄りに心が痛みます。こちら岩屋野集落は朝の冷え込みが厳しく、農園への坂道の土手にある湧き水が氷柱を作っていました。極寒の季節にコッコたちは絶好調。立派な卵をたくさん産んでくれます。朝、凍った菜の花の葉っぱを美味しそうに食べる姿に、元気付けられます。わずかに日は長くなり、これから三寒四温。でも春の足音はまだ聞こえてきませんね。


コッコの共同浴場!?

冬の晴天の午後、コッコたちは気持ちよさそうに砂浴び中。決まった場所にある浴場は、深い穴になっています。横たわってパタパタと羽の間に乾いた土や砂を入れながら、土を食べているのです。砂浴びは寄生虫などを取るための行動ですが、見るからに、コッコはゆったりとくつろいでいます。私たちと同じ、たまには気分転換が必要なのですね。それにしても、入浴姿を雄鶏に見られても、恥ずかしくはないのかな?



ピヨの引越

1月中旬、育雛舎から、ピヨたちの半分50羽がブリッサ鶏舎に引っ越しました。生後60日を過ぎ体重が増えてきたので、夜の圧死事故を防ぐため群れを分散させました。鶏舎の床は落葉が敷いてありピヨたちは大喜び。落ち葉の上を歩いてカサカサと、落葉を啄ばみカサカサと、落葉に寝転びスヤスヤと。なんとものどかな光景です。


うれしいお客様

1月最後の日曜にお客様7名を迎え、楽しい時を過ごしました。県内と鹿児島県に住む友人と、その友人家族。皆さんに和枝の特製「サトイモ入り蕎麦掻ぜんざい」と「和卵カステラ」を振舞いました。食材のほとんどは自家栽培。皆さん大喜びで、こちらも大満足!赤ちゃん連れの村尾さん一家は東京在住。こちらで農業を始めるため場所探し中ですが、なかなか厳しい状況に苦労しています。私たちも7年前に同じ経験をして、沢山の方に助けられました。行動すれば縁は広がります。応援していますよ!


増える貯蓄!?

新田への害獣対策と、日当たりを良くする為に、南側の山の木を伐採しています。面積は約1700平米。日陰の中、寒さに凍えての作業ですが、どんどん貯まってくる薪に、豊かさを感じます。お金の貯蓄ではないけど、間違いなく我が家の大切な財産。少なくとも5年の冬を暖かくしてくれる貯えです。複雑でハイテクの現代社会に珍しく、収入にならない直接的でわかりやすい労働。生きるため、冬を越すため、楽しくがんばります!



体質改善、1年目

昨年まで必ず扁桃腺を腫らして病院に行っていた私(正吾)は、この冬、風邪をひいていません。1年前にはじめた西式健康法の効果が現れているようです。毎日続けているのは、軽い朝食(豆乳ヨーグルトと果物)、玄米食、大量の健康茶、そして、西式運動と温冷浴です。体重は47キロ前後に落ち着いて、野良仕事も快調。まだ最良の状態ではないですが、若輩の49歳。もっと頑張れる自信が湧いてきます。健康な体がすべての源ですね!

 

 

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