しょうご農園

和卵便り 64号

20124月1

1973年に笠木透さんが作り、高石ともやとザ・ナターシャ・セブンが歌った名曲、「私の子供達へ」。

「生きている君たちが、生きて走りまわる土を、あなたに残しておいてやれるだろうか、父さんは」

2011311日の原発事故で、広域の土が汚されました。その土地の子供たちは、ふるさとで走り回ることが、もうできません。彼らが築くはずだったその土地の未来が失われたのです。私たち大人が犯した罪は、なんと重いことでしょう。この国をつくっていく子供たちのために、今、すべきことはなんなのか・・・ 私たちになにが出来るのか・・・ 

小鳥の歌声と、香り高い花々に囲まれて、「いつまでも考えているだけではいけない」、そう思う毎日です。


菜の花畑は黄色の世界

この冬の菜の花は、昨年買った畑で栽培しています。広さは1,500u。春分のころから花は満開。飛び交うミツバチを眺めながら、翌日のコッコたちの餌を刈り取る作業。西日に輝く黄色の世界。清楚な香りに一日の疲れが和らぎます。そして、一番力強い株を選んで印をつけ、次の作付けのため種取りに備えます。繰り返し命をつなげる作業は、前向きな心をつくってくれます。



土木仕事で身体が悲鳴!

山の伐採が終わり、今は新田の土木仕事です。毎年の台風に備え、大雨でも耐えられる排水路をつくっています。まずは沢を拡張、そして自作の農道にU字溝を使って排水路を作りました。水が流れるように傾斜を確認し、ユンボを使って一人での作業。なれない仕事でしたが、やれば出来るものです。自信はついたけど、がんばりすぎて腰を痛めました。高まる気持と、疲れた身体。両方を満足させるのは難しいです。



友人家族を鶏の蒸し焼きでおもてなし!

友人の松原さん一家が遊びに来ました。奥さんは10年前にドミニカ共和国で知り合った友人。ご一家は福岡での生活から宮崎県北浦町にUターンし、農業を始めます。うれしいことに自然養鶏も営むとのこと。歓迎と応援の気持をこめて、鶏の蒸し焼きをご馳走しました。すると、お子さんたちが鶏肉を手づかみで、骨までしゃぶってくれました。私たちが与えられるのは「美味い」という感動。大喜びの子供の笑顔を見て、とてもとてもうれしくなった一日でした。



春の鶏肉販売のお知らせ

今回は純粋国産鶏「もみじ」40羽がお肉になってくれます。生後1年6ヶ月、安全な餌を食べてたっぷり運動した幸せな鶏のお肉です。大切な方への贈り物としてもご利用ください。和卵との詰め合わせも可能です。

*        お届け(発送)は4月下旬を予定しています。

*        加工は「部位別」(各種料理用)、「ぶつ切り」(煮込用)、「中抜き」(丸焼き・蒸し焼き用)の3タイプです。

*        料金は、12000円です。(地方発送の宅配料金と箱代は別途)

ご注文を希望の方は、電話、FAX、Eメールで、ご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

 

 

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