しょうご農園

和卵便り 65号

20125月1

大型連休が始まりました。皆さんはどんな休日を過ごされていますか。私たちはいつもと変わらない生活です。もし9日間、自由に休めたら何をしよう、どこに行こう・・・ などと、想像を楽しんでいます。

先日、草刈をしていたらマムシに遭遇。山の緑は濃くなり、春は真っ盛りです。タラの芽、タケノコ、ヨモギ、イタドリ、柿の葉や茶の葉のてんぷらに、晩酌が進みます。コッコたちは、勢いよく成長する野草を鱈腹食べて、とても幸せそうです。人も動物も、旬の味に感謝してます!


米つくり2012 〜その1〜

新しい田んぼの畦が出来上がったので、沢の水を入れてトラクターで代かきをし、地面を水平にしています。やっかいなのが、土を移動させた時に混入した大量の石。せっせと拾い集めていますが、持ち上げられないほど大きな石もあり、ユンボの力を借りて除去します。田んぼの作業と平行して苗つくり準備を始め、酢で消毒した種籾は川の中で、ゆっくりと眠りから覚めようとしています。どんなお米が出来るか楽しみです!



野菜の植え付け

畑仕事も忙しくなってきました。今年もいろんな種類の野菜を栽培します。まずはモチトウモロコシ。強い甘さはありませんが、素朴な味を気に入っています。タケノコ芋(京芋)は、タケノコのような大きな里芋で、ほくほくして料理しやすい品種です。そして、落花生。生でも煎っても美味しく、これも大好物。というわけで、自分が好きなものをたくさん栽培します。これぞ、百姓の楽しみ!(写真はサツマイモです!!)



友の友を迎えて感激!

うれしいお客様を迎えました。JICA派遣により、ドミニカ共和国でハイチの貧困農民を支援している木村さん。彼は1年ぶりの休暇帰国中です。なんと私たちとは初対面。よくぞ宮崎県まで来てくれました。この縁を作ってくれたのが、私が10年前にドミニカ共和国で一緒に働いた友人、Juan(フアン)です。フアンは今、木村さんの仕事仲間。日本人同士がドミニカ人を通じて知り会うとは、なんとも粋なつながりです。その夜は、共通の友の話で盛り上がり、楽しいお酒になりました。



我家の料理紹介 〜その2:塩麹漬け鶏肉のソテー〜

今回の料理は都城市のお客様に教えていただきました。コッコのお肉が塩麹でさらに美味しくなります。レシピは簡単です。鶏肉を塩麹でまぶしてもみ、冷蔵庫で2日間くらい寝かせます。それからフライパンでお好みに調理。我が家は自家製の塩麹を使いますが市販品でもOKです。塩麹はいろんな料理に合いますので、是非お試しください。ワインにぴったりの、ちょっと洒落たご馳走です!



学び

自作した家のウッドデッキが腐ってしまいました。雨に濡れ、日差しを浴び、寒さに凍てつき、厚い杉板は、3年間でその強さと形を失いました。速さは違えど、すべては変わり続ける。朽ちゆく木材のおかげで、自然の摂理をあらためて学びました。新しいテラス作りは、次の冬の楽しみになりそうです。

 

 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved