しょうご農園

和卵便り 66号

20126月1

夜、ふと見ると居間の網戸に一匹の蛍がとまっています。先月の金環日食は曇りで見られませんでしたが、蛍の光のショーもなかなか感動的です。先日、草取り中に毛虫を握ってしまいました。手のひらが腫れ上がり猛烈な痒さでしたが、ドクダミの葉を擦り込んですぐ良くなり、その効果に驚きました。あたりまえの自然に、感謝の毎日です。


ヒヨコ到着

5月29日、雛が到着しました。もみじの雌90羽と雄4羽です。最近は産卵率が向上して卵があまり気味なので、今回は1割少ない導入です。給水器の水に嘴をつけてから雛を放すと、育雛箱の中でピヨピヨと元気に走り回り、エサ箱の青米、床の籾殻とクンタン、そして砂を食べ始めます。生まれたての雛は性別がわかりにくいので、雄の頭にはマジックで青い印がつけてあります。ちぃっさくて、柔らかくて、かわいい雛たちです!


桑の実、食べ放題!

今年は桑の実が豊作です。コッコの暑さ対策のため、運動場に桑の木を植えています。たくさんの実にコッコたちは大喜び。身が軽いコッコは枝に飛び上がって首を伸ばして実を食べます。その振動で落ちた実を、下で待ち構えているコッコたちが競って食べます。私たちも負けずに収穫し、指先は紫色に染まります。桑の実は甘さと酸味が控えめで、豆乳ヨーグルトに入れると、とっても美味いです。そして、和枝は桑の葉茶を作っています。こちらも身体に優しく、なんとも大活躍の桑の木です。



メダカをプレゼント!

石川県から宮崎県に移住されたカンちゃん一家。すこぶる元気な5人の子供たちと、笑顔のお父さんと肝っ玉お母さん。お隣の千洋君が開拓している土地によく遊びに来られます。そして、和卵の大フアン。先日は和枝が飼っているメダカを子供たちにプレゼントしました。3年前にお客様から頂いたメダカが卵を産みどんどん増えています。赤ちゃんメダカと大人のメダカを受け取った子供たちはとてもうれしそうでした。大切に育ててくださいね!



米つくり2012 〜その2〜 苗つくり

今年は苗つくりを失敗しました。種を播いた箱を苗代に置くとき、強く圧迫してしまい、発芽がそろいませんでした。急遽、もう一度種籾を用意して再挑戦。予定より2週間遅れているので、もう失敗は出来ません。そして、5月28日に発芽を確認。これでなんとかなりそうです。育苗プールに水を入れて、のびのび厳しく丈夫な苗を作ります。田植えの予定は6月23日。水不足が心配ですが、田んぼの準備を進めます。(苗箱が黒いのは籾殻クン炭の色です。)



一期一会

5月は多くの人と接しました。初めて会う人、久し振りに再会したり連絡を取れた人。貴重な縁を、一生に一度の機会と肝に銘じています。それにしても、人のつながりは不思議なもので、偶然と思えない運命を感じます。私たちが生かされているのは、数え切れない人の人生の重なりと、数え切れない生き物の命を頂いてきたおかげです。今、生きていることこそ、一生に一度の機会なのですね。

 

 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved