和卵便り 7号
2007年7月1日
さくら、妊娠は、ああ勘違い!!
残念ながらさくらは妊娠していなかったようです。出産予定日を過ぎてもその気配がありません。おなかが膨らんでいたのは太っただけ。相変わらず農園内を飛び回っています。ヤギの発情期は9月から1月くらいまでですが、種付けをしたのが1月15日、発情期の最後あたりだったので判定が難しかったようです。とにかく、私たちの勘違い。大変お騒がせをしました。次回のチャンスを待ちましょう。楽しみは先延ばしです。
就巣鶏(しゅうそうけい)!?
4月頃から就巣鶏が増えてきました。就巣鶏とは孵化のため卵を抱いている鶏です。採卵箱で羽根を膨らませてじっとしています。こうなると餌を食べなくなり卵を産みません。たとえ卵がなくてもその状態でいます。彼女たちの本能です。けなげな姿ですが、採卵を目的にしているので問題です。仕方がないので就巣できる場所の無いところに3日くらい隔離します。そうすると卵を抱くことを忘れ、また餌を食べはじめてやがて採卵し始めます。いつかは、ちゃんと彼女たちに卵を抱かせて、雛をかえしてみたいですね。
製材作業
雛を育てる育雛小屋を建設するため、木材の製材を始めました。木は2月に切って乾燥させていた40年くらいの杉です。4メートルに切って丸太にして、それをユンボで吊り上げ、簡易製材機に移します。太い丸太は数百キロあるので人力では無理です。ユンボは心強い相棒です。簡易製材機はドイツ製のすぐれもの。使い方によってはかなり精度ある製材ができます。去年から使い始めてだいぶコツがつかめてきましたが、木の性質を読むのは難しく、まだ修行が足りません。
6月8日は私たちの入植記念日でした。岩屋野集落に越してきて2年になります。おかげさまで大きな怪我や病気もなくここまできました。皆様の応援のおかげです。ありがたいことです。これからもよろしくお願いします。
追伸 6月30日、シティFM都城の「土曜ボンバラ」に電話インタビューで約15分間出演しました。初体験で冷や汗が出ました。これからも和卵の宣伝をがんばります。