しょうご農園

和卵便り 70号

201210月1

台風15号に続いて17号が各地に被害を与えました。皆さんの街への影響はいかがだったでしょうか。おかげさまで岩屋野集落には被害はなく、台風のたびに秋が深まります。暑さ寒さも彼岸まで。暦の教えに感心しつつ、我家は早くも薪ストーブの煙突を掃除しました。季節に追い越されぬように、備えあれば憂い無し。そして、コッコたちは涼しくなってから元気一杯。きっと今晩は、中秋の名月を楽しみながら、ゆったりと休んでいることでしょう。それにしても美しいお月様です。(9月30日の夜にて)


おてんばサクラは絶好調!

夏にはアブに付きまとわれ食欲がなく弱弱しかったサクラは、秋になり絶好調。遊び相手がほしいので、頭を下げて私に突進してきます。サクラには楽しい押し相撲ですが、度が過ぎると、背中の毛を逆立てて大興奮。でも、私がブラシを持つと、一転して身体を摺り寄せブラッシングをねだります。6歳のサクラは人に例えると30代。いつまでたっても、おてんばで気ままな看板娘です!



秋の収穫

栽培している4種類の里芋を、試しに収穫しましたが、どの芋もまだ早いようです。京芋(タケノコ芋)の地上部分は私の背丈以上ですが、芋はあまり出来ていません。試食してみると、「福井大野」という品種はねっとりと甘く、また「ふじ早生」もなかなかいい味でした。近々、皆様にもご提供させていただきますので、よろしくお願いします!



米つくり2012 〜その6〜 みのり

台風の雨風に、稲は力強く耐えました。ゆったり生長できるよう、そして風が通り、日が差し込めるように、稲の条間を通常の1.5倍も広くした効果でしょう。生育中期までは条間に水面が見えていましたが、今は頭を垂れた稲穂で一面覆われています。よくぞここまで大きくなったと、朝の見回りで稲を褒め称えます。畦草も刈り終えて準備は万全。穂軸の半分が枯れてから、いよいよ稲刈りです!



養鶏仲間、大集合!

 9月9日、宮崎県の自然養鶏仲間が、しょうご農園に集合しました。今回の参加は7家族で計17人。自慢の卵、鶏肉、野菜、地域の特産品などを持ち寄り、楽しい昼食会となりました。子供たちは有水川で水遊びに大喜び。大人たちは、ほろ酔いで養鶏談議に花を咲かせました。共通の課題は「販売」で、皆さんは独自の営業方法で奮闘しています。年齢も経歴もまちまち、個性豊かで、違った人生を楽しむ仲間たち。私たちの大切な宝物です。


領土

人類の争いは、約1万年前に農耕を始めた頃から頻繁に起こったようです。狩猟生活には無かった定住する共同体は、農地を他の部族から守るために戦いました。そして現在、私たち日本人は、領土の大切さについて、隣国との共存共栄について、考えるべき局面を迎えています。一国は他国と異なる環境と価値観を持ち、刺激し合い、競い合います。でも、困った時には助け合うのも事実です。仲よくなるには、一回り大きな問題を共に解決することが有効だと思います。なにか、私たちの日常生活と似ていますね。

 

 

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