しょうご農園

和卵便り 74号

20132月1

寒さ厳しい季節に、皆さんはどんな朝を過ごしていますか? 私達は6時に起きて、煮豆、粉末ゴボウ、きな粉を入れた豆乳ヨーグルトとリンゴを食べます。7時に養鶏場に行くと氷点下3度。腹ペコのコッコに朝食です。山間なので日陰の場所は10時頃まで凍てつき、待ちわびた朝日があたると気温は急上昇。霜の絨毯と立ち昇る水蒸気が光り輝く、美しい風景です。冬の朝は、お天道様のものすごさに感動します。


卵不足ですいません・・・

いつもこの時期、コッコの産卵は好調なのですが、どうしたことか2割以上も卵が少ないのです。去年の夏からたくさん卵を産んでくれたので疲れが出たのでしょうか。見た目は元気なのですが・・ 餌などで工夫しても、なかなか回復してくれません。大勢のお客様に数を減らして配達させていただいており、ご迷惑をおかけしております。もう少し時間がかかるかもしれませんが、何卒ご理解をお願いいたします。

カマド小屋つくり

この冬は大工仕事が中心です。今は家の前にカマド用の小屋を作っています。スレートの屋根材を載せて煙突をつけたら完成。3年前に手に入れた古いカマドはコンクリート製で200キロはありそうです。ユンボでぶら下げて、丈夫な木製の台に設置しました。カマドがあれば非常時にも安心。山には薪があり川には水があります。でもカマド料理は未体験なので興味津々。何を料理しようかと、食いしん坊の血が騒ぎます。まずは釜でご飯を炊いて、鶏肉の蒸し焼きでもしましょうか!!



素敵な夜

1月12日、友人の晃君親子、介助犬レイクといっしょに、宮崎市平和台公園にある「ひむか村の宝箱」で開催された、シンガーソングライター真北聖子さんのコンサートへ行ってきました。フードセラピストAyaさんによる美味しいディナーがセットです。聖子さんの歌とお話に勇気をもらい、会場では7年ぶりに恩人と再会。さらになんと、晃君と聖子さんも古い知り合い!オーナーの池辺宜子さんの不思議な力が、うれしい偶然を導いてくれました。素敵な夜に感謝です。


冬の食卓

冬の楽しみは食べることですね。体重が気になりますが旬のご馳走にはかないません。和枝が作る定番料理は、蕎麦がき団子と里芋、大根、にんじん、さつまいも、カボチャ、菜の花、椎茸、ゴボウなどを入れたお汁。これに和卵を入れて極上の一品になりました。ゴボウ以外はすべて自家製食材なのがうれしいです。というわけで、今年はゴボウ栽培に挑戦し、さらなる自給率向上を目指します!



誕生日に思うこと 

1月5日に50歳になりました。飢えることも、凍えることも、病に苦しむことも、争いに巻き込まれることもなく、家族と友に恵まれ、好きな仕事をして、豊かな日本に暮らしている、今日のこの日に感謝です。これまでの足跡をふりかえり、これから出来ることを考えます。すべての偶然に意味があると信じつつ、運命を大切にして生きていきたいです。(正吾)

 

 

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