しょうご農園

和卵便り 78号

20136月1

527日、ついに入梅。待望の雨で植物は生き返ったようですが、依然と水不足で、沢の水は少ないままです。もし空梅雨になったら田植えが心配。田んぼの下を流れる川から、エンジンポンプで水を汲み上げることになるかもしれません。一方、先月からミルクを出し始めたサクラは調子がよく、乳搾りは毎朝になりました。栄養補給のためニラを食べさせていて食欲旺盛。ヤギミルクはコッコたちにありがたいご馳走です!

ヒヨコ到着

528日、新しい仲間、ピヨたちが到着しました。雌116羽、雄6羽。今回はいつもより多めに購入しました。初めて体験した冬の産卵率低下があったので、念のため数を増やすことにしたのです。5月の育雛は寒さ対策が要らないので、少し気が楽です。生後5日目、玄米とニラ、そしてゆで卵の黄身を食べて元気一杯です。小さいピヨたち、健康に育ってくださいね!

姉さんコッコ、試練の断食!?

夏場の卵不足に備え、4月に肉加工しなかった20羽の姉さんコッコ。1歳半を過ぎると産卵疲れから卵殻が弱くなり、B級品の割合が増えてきます。活力を戻すには断食が良いと知り、水と緑餌だけを与えることにしました。断食5日目、コッコは床に残っていた餌を食べてしのいでいます。かわいそうですが、産卵が止まるまで辛抱。人間にも効果ある断食健康法で若返り、良質の和卵を産んでくださいね!



米つくり2013 〜その1〜 ポット苗

4年目の米つくりはポット苗に挑戦です。これまでの経験から、丈夫で大きい苗を育てるのが最重要とわかりました。そこで、独立した穴に1〜3粒の種籾を播いて、のびのび育てる「みのる式」ポット苗を導入。都城では稀な方法なので、えびの市の山内種苗店に指導してもらいました。さらに、田の一部に水を入れ育苗箱を土に置く「折衷苗代」。これだと根が土中に伸びて40日間の生育も大丈夫(普通は20日間です)。田植えは613日。どんな苗が育つか楽しみです!



我家の料理紹介 〜その6〜 桑の実ジャム

梅雨時期の旬、桑の実を使ったジャムつくりの紹介です。桑の実1キロに砂糖400グラムを混ぜて30分間置きます。土鍋かホーロー鍋に入れて弱火にかけ、アクが出たらすくい取り、30分煮ます。レモン汁1個分を加えて、さらに10分煮たら出来上がり。ビンに入れて冷蔵庫に保存。我家では朝の豆乳ヨーグルトに入れて楽しんでいます。



感動

農園は蛍の季節です。川にはゲンジホタルが同調して数秒ごとにゆっくり光り、北の檜林ではヒメボタルが小刻みに光ってクリスマスツリーのようです。星空に負けない美しさに感動です。そして、先月はもうひとつ感動がありました。21年前、私達の仲人をしてくださった染谷ご夫妻。奥様の絹代さんが静岡県島田市の市長に就任されました。地域を心から愛し、勇気をふりしぼって頑張った半年の選挙戦。敬い支え合うお二人に、深く感動しました。感謝です。

 

 

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