和卵便り 80号
2013年8月1日
農園には、7月8日の梅雨明けからほとんど雨が降りません。百姓にはつらい夏です。東北はまだ梅雨明けしておらず、各地で記録的豪雨の被害。お天気も時に平等ではないようです。
田んぼのため池に、大賀ハスの花が咲きました。1951年に千葉の遺跡で種が発掘された2000年以上前の古代ハス。お客様から株をいただき、冬に定植しました。無数のトンボと優雅なハスの花。真夏の贅沢な風景です。
ピヨ、緑餌を食べ放題!
生後2カ月を過ぎた元気なピヨ達が、はじめて広い運動場に出ました。そこにはたくさんの草があり、まるでジャングル。大喜びで葉っぱをついばみ、砂浴びを楽しんでいます。そして、勇気あるピヨが恐る恐る探検を始め、大好物の虫を発見するとみんな大騒ぎで取り合いです。夏バテ知らずのピヨ達を見ていると、元気が湧いてきます!
真夏の製材!
ようやく、やっと製材が終わりました。春には終わるはずだったのに、新しい田んぼの造成仕事で、つい延び延びに。それにしても、製材は夏にするものではありません。作業にはヘッドホン、防振手袋、防護面、そして電磁波防止チョッキを装着して完全防備。とにかく暑いのです。それに振動と騒音。体にこたえるきつい仕事でした。用意した木材で大きな倉庫を建設予定ですが、完成はいつになることやら…
もちトウモロコシがうまい!
白もちトウモロコシが豊作です。発芽後は害虫で苦労しましたが、立派に実を結びました。在来種なので、生育期間が3ヶ月半と長くて実も小さいため、大規模農家は栽培しないようです。いまどきのトウモロコシほど甘くなく、もちもち食感、かめばかむほど味が出てくる奥深さ。これぞトウモロコシ、といった感動があります。8月中旬頃まで収穫しますので、ご希望の方は連絡ください!
米つくり2013 〜その3〜 水管理・草取り
梅雨明けから雨がなく、山の沢にはわずかの水しか流れていません。しかたなく、田んぼの下を流れる有水川からポンプで水を汲み上げ、6枚の田んぼに順番で水を入れています。今年は、エンジンポンプが大活躍です。そして、恒例の草取り作業。田んぼを歩いて、強敵の雑草「コナギ」を手で引き抜きます。新しい田んぼに特に多く、取ったコナギはコッコの緑餌に利用。農園でとれるものは、何でも利用します。それにしても腰が痛い!!
衝撃の映画鑑賞