しょうご農園

和卵便り 88号

20144月1

タラの芽が一斉に出てきました。棘に刺さりながら苦労して収穫し、和枝がてんぷらと酢味噌和えに料理してくれました。春の味はほろ苦くてさわやか。やがてイタドリも出てくる頃。山の恵みに感謝です。そして衣替え。朝は防寒着で餌をやり、やがて日が当たると長靴から地下足袋へ履き替え、上着を2枚脱いで作業に励みます。短命の山桜の花を楽しみながら、春の流れを満喫しています。

花桃

サクラミルクで初卵!

326日、生後134日目、若鶏が初卵を産みました。今回のコッコは優秀で、産卵箱で産むことをすぐに覚えて大助かり。しつけの手間が省けました。この群れにもヤギのサクラのミルクをあげていて、毎朝、実に美味しそうに飲んでいます。おかげで健康に育って産卵を始めた若コッコ。おてんばサクラは自然養鶏に欠かせない存在です!



緑餌で満腹!

この春は、大量の緑餌をコッコにあげています。農園の菜の花畑はちょっと不作でしたが、ご近所さんや友人から花が咲いた大根などをたっくさん頂きました。緑餌をあげ過ぎると、穀類などの主食をあまり食べずカロリー不足になって、産卵が減ると言われています。でも、我がコッコは元気に卵を産んでいます。春の和卵、菜の花風味をご堪能ください!



我家は花屋敷!

我家の庭は花盛りです。南の土手に植えた花桃、桜、アーモンド、菜の花、芝桜、そして鉢植えの草花が満開です。白、ピンク、赤、黄色の花々が鮮やかに咲き乱れ、甘い香りにミツバチが花と戯れ、小鳥たちのさえずりが青空に響きます。新築から5年目の春。最高の我家に恵まれ感謝です。



大倉庫が完成!

先月から建設していた倉庫は、屋根工事が終わり、ついに完成しました。さっそくユンボ、トラクター、製材機、農機具などを収納しました。大きさに余裕があるので楽に搬入でき、大満足です。養鶏場では一番日当たりのよい一等地。倉庫にはもったいない場所ですが、大事な機械類を安心して保管できます。大切に使えばきっと長持ちしてくれるでしょう!



お客様へのお願い

お客様にお知らせいたします。和卵を生食で食べる場合は、食べる直前に水で洗浄するように、お願いいたします。当農園では卵は洗浄していません。産卵箱から指でつまんで多少の汚れを布で落とし、紙パックに入れています。その理由は、卵の命を守るためです。(卵は内部に病原菌が入らないようにクチクラ層という自然の防御機能を持っていますが、洗浄・消毒するとこの層ははげ落ちてしまいます。) しかし、万が一の心配がありますので、特に病弱の方やご年配の方はご注意ください。よろしくお願いいたします。

 

 

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