しょうご農園

和卵便り 91号

20147月1

本格的な梅雨。こちらでは6月の雨降りが15日間。おかげで田んぼの水はたっぷりありますが、野菜の成長はよくなく、赤くなったトマトは太陽の味がしません。水も大事、太陽も大事。欲深い私の望みに自然はこたえてくれません。そして、1年の半分が過ぎました。はやいですね。私達が宮崎に入植して丸9年。ほんと、月日の流れは早いです。くりかえす季節の中、変わっていく自然と自分と世界を感じます。


最適の鶏密度は!?

ブリッサ鶏舎には床の箱に産卵するコッコが沢山いて、卵が汚れてしまうので問題。そこで、ピヨが大人になって空き家になった育雛舎へ、床産み鶏25羽を隔離しました。用心棒に雄1羽も一緒に。すると落ち着いた雰囲気!東南アジアの熱帯雨林にいる野生の鶏は雄1羽に数羽の雌で群れを作っています。やはり、自然に近い形が快適なのでしょう。でも、雌100羽と雄5羽の規模が、養鶏を生業にするには限界。人間の都合でコッコに無理をさせているのです。ごめんなさいね。


アジサイの喜び!

我が家の庭のアジサイが満開です。小さな株を植えてから4年目。和枝が大切に育てて、ついに見事な花を咲かせました。憂鬱な長雨からのうれしい贈り物です。アジサイは品種改良が進み、3000種類以上あるようです。我が家には3種類。ガクアジサイ、おたふくアジサイ、ほんアジサイ。もっと増やしたいけど、庭は色とりどりの植物でもう満杯です。農園にも植えますかね!



みんなで命をいただきました!

珍しく晴れた日曜日、宮崎大学農学部の学生4名が遊びに来ました。先生家族とフィリピン留学生マリアさんも一緒です。その日はみんなで鶏を絞め、解体作業を体験しました。驚きは、8歳のまこと君の積極性。なんと自ら希望してコッコの命を絶ち、1時間後にはお肉にかぶりつき!わんぱくな子供に元気をもらいました。明日を生きるために、命をありがたく頂く。みなさん、貴重な経験を喜んでいました。



田んぼに藻が大発生!

田植えから3週間、稲は元気に成長しています。田んぼの姿は去年よりいい感じで、新米百姓、ちょっとは腕をあげたかな!今年は除草のため屑大豆を多めにまきました。すると藻(アオミドリ・アミミドリ)が大発生。はたして、この藻は味方か敵か? 「藻は光を遮断して雑草を抑える」、一方で、「水温が上がらず稲に絡みついて生育を妨げる」の説。どっちを信じるか、悩んだ結果、失敗を恐れずに藻を信じてみよう!挑戦の連続で、米作りを楽しんでいます。


 

再びのお願いです! 夏季、和卵は冷蔵庫で保存してください!

これから益々暑くなってきます。和卵は必ず冷蔵庫で保存し、生食の場合はお早めにお召し上がりください!

 

サッカー・ワールドカップにコスタ・リカ旋風!

 日本チームは無念にも敗退。しかし、私の青春の国、中米コスタ・リカがベスト8へ勝ち進んでいます。大会を沸かせる人口480万人の小国に、大番狂わせを期待しましょう。Viva Costa Rica!! 日本で応援しているよ!!

 

 

 

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