しょうご農園

和卵便り 93号

20149月1

8月は、沢山のお客さんが来てくれて、農園はいつになく賑やかでした。9年ぶりに会う、横浜から来たアコちゃん夫婦は、スペイン料理店を開業する準備中。夢に向かっている二人に、懐かしい勢いを感じました。そして、今年で3回目になるラテンアメリカから研修員御一行。さらに、協力隊OB会の仲間22人がサマーキャンプを農園で開催して大盛り上がり。過疎化が進む岩屋野集落に、笑い声が響いた夏の数日でした。

     
 アコちゃん夫婦                 JOCV宮崎OB会のキャンプ

コッコ、残暑に耐える!

厳しい残暑が続きます。コッコは両腕を上げて腋の下に風を通し、ハァハァと荒い呼吸をし、穴を掘っては冷たい土に体をこすりつけています。そして、汗をかけないのに水をたくさん飲むので、どうしても卵が水ぽっくなってしまいます。お客様の中に、気づかれた方がいらっしゃると思います。冬服を脱げないコッコが必死に暑さと戦っているためですので、どうぞご理解ください。よろしくお願いいたします。



新しい助っ人が登場!

初めて購入した新品農機具。斜面用草刈機「スパイダーモア」22万円。作業の中で身体に一番負担がかかるのが、斜面の草刈。やり過ぎると腰、肩、首をすぐに痛めます。今年の体調不調の大きな原因です。そこで、身体を守るために、機械の力を借りることにしました。使ってみると優れもの。平地も斜面も楽々と草を刈れます。出費は痛いけど、健康を維持できるなら、お金も喜んでいるでしょう!



穂の舞

実り始めた稲穂が、頭を下げています。有名な俳句を思い、気を引き締めます。少し秋めいた風が通ると、稲穂の踊りが始まります。音楽は、カエル、セミの鳴き声と川のせせらぎの合奏。ほほ笑むように、しなやかに、凛として。西の山に日が近付けば、赤トンボも舞台に登場です。無数の羽を輝かせ、季節の移りを表現しています。そんな田んぼコンサートを私はひとり占め。なんとも贅沢なご褒美です!



ラテン男、農園研修に感激!

今年もJICA研修員10名が来園しました。南米ペール、中米のパナマ、コスタリカ、エルサルバドル、ニカラグア、メキシコ、カリブ海のキューバから、全員が男性!午前中に農園を視察した後は、公民館で友人らと総勢22名で昼食。小林市のみきちゃん・えみちゃんが料理したご馳走に大満足。食後は、歌姫ほーちゃんの飛び入りステージと千洋・武史の楽器演奏にほんわり気分。そして、午後の講義で彼らはまじめ顔に戻り、抜き打ちの最終試験も全員合格で拍手!盛りだくさんの一日に感激の様子でした。私も久しぶりのスペイン語で大興奮。参加してくれたみなさん、お疲れさまでした。また来年もラテンの日があるかもよ!



    
     Houちゃん          千洋&武史                         昼食会
 

 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved