りーふふぁいたー99
第8回♪
ちったぁ、宣伝でもするかい(笑)

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「きゃぁっ☆ お姉さん達、スゴイ飲みっぷりですぅ」
「あったり前やぁ! 関西娘のど根性見せたるで!」
「いやぁ、アンタえぇわぁ。 神戸出身同士、ガンガンいこうやないの」
 傍らには開きのビール缶。
 傍らには空の焼酎瓶。
 傍らには投げられたワインの瓶。
「君達は、宇宙の法則に反してることをしてるのだぞ。 自覚しておるのか?」
「お酒も飲めない弱虫に言われたくないです☆」
「なんなのアンタ…… どつくで」
「タマなしかい? 意気地ないのねぇ、大志ちゃんってばぁ」
「ぐ…… 見ておれ……」
 そして、どこぞとなく大志は消えて行った……

「……あの……印刷を……」
 その少女は、いつのまにかそこに立っていた。
「なんだお前はぁ! 名を名乗るですぅ!」
「……長谷部……長谷部 彩です……」
「彩ちゃんか、えぇ名前やねぇ! ま、飲みや!」
 彩の目の前に差し出されたコップ。
 その中には、なみなみと注がれた焼酎が入っている。
「飲まないと、印刷しないですよっ! ……ニャハッ☆」

 少々困った顔をしていたしていた彩だが、思い立ったように言った。
「……はい、わかりました……」
 グビグビグビグビ……
「……あ、おいしい♪」

「えぇ……そうなんです…… ま、来てみてください…… なかなか楽しんでいただけるかと……えぇ……」

つづく♪

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