ゆうちゃんの推理
雨の予感に誘われて???      予想はずれて自殺したミミズ???
  ここ数年、毎年のことなんですけれども、もうぼつぼつミミズが

這い出してきて自殺。干涸らびているんです。今のところまだ少な

いですが、これから梅雨に入ると凄い数になります。なぜなのか、

原因不明です。そうなる環境といいますか、現場は真ん中が舗装

された遊歩道になっていて、両側には草花や樹木などが生い茂っ

ています。

 さて、ミミズが出てきて干涸らびる原因について推理してみまし

ょう。

「真中が舗装されてるのが原因ですよ。路面がかなり高温になっ

てるので動けなくなっちゃうんです。って・・・ミミズに聞いたわけじ

ゃないけど」

「うん、うん、そうだよね。舗装された路面に出てきては潜りようが

なく、避難できないからね。で、土の中にじっとしていればいいの

に何故出てくるんだろう」

「時期的に、樹木に殺虫剤を散布するからそれが土に染み込ん

で苦しくなる???」

「ただ単に暑いから涼みに出てくる???」

「土の中の雨水に圧迫されて???」

「路面に溜まった雨水で泳ぐため???」

「仲間が増えすぎて居辛いから???」

「単に移住したいから???」 

「樹木の根の成長に圧迫されるから???」

「まだまだ考えられそうだけど、謎、謎???」

 というわけで、ミミズが這い出してくる原因をインターネットで

検索していたら【ミミズは気圧の変化に敏感なので、雨が降る前に

も】という一文がみつかりました。なんとなく納得できるような気

がします。これが正解だとすると、ゆうちゃんの推理は全部ハズレ

でした。ん、いやー気圧とはまったく考えが及びませんでしたね。

 でもです。後日ミミズさんに聞いたんです。なぜ気圧の変化に敏

感なの???ってね。

「雨の予感に水が恋しくなるんだ。早く泳ぎたいからね」

「へえーそうだったの。で、なぜ自殺するの」

「あれは自殺じゃないよ。予感が外れて雨が降らなかったり、降っ

ても水の引きと路面の乾きが速過ぎるから」

「ははん、それで動けなくなって干涸らびてしまうんだね」

 ミミズさん有難う。たいへん勉強になりました。





ツールバーの戻るボタンをクリックしてね。
 
トップページ
2002年6月