−というわけで、そのまんまぴかぴかの一年生の登場!! バレンタイン、ホワイトデーに続いて、某デパートのお入学シーズンに広告用に制作した 子供たちです。 校門はもちろんのこと、バックにある校舎も作りましたがなぁー。 ぼやけているところが、ポイント!ぐはっ 予算の関係で二色刷りになってしまったのは、と〜ても残念だったけど、 これまた、撮影スタッフ等と共に自己満の世界は広がるばかりであった。(^^)あたしは、子供ってほとんど、作らないのね。 (実際もォ〜って、余計なことっス)ご注文がある時は、もちろん作るのだけどさ。 でも考えてみるとー、 ばぶぅーの赤ちゃん人形とか、おしゃまな幼児とか、結構、作ってるなー。 子供の人形って苦手というか、そばに愛情を注ぐ子供がいないとさ、 ナ〜ンカ、作れないんだよねぇ。(・・ってあたしだけかいっ!?) でも姉貴が出産し、あたしがオバサンとなった時にそんな苦手意識は、どこかへ消えちまった。 そんでもってー、叔母バカと化したあたしは、甥っ子をモデルにしたシマシマのTシャツの男の子に、えこひいき。特に愛情を込め作ったのだ。初恋の男の子のイメージなんかも、織り交ぜたりなんかしちゃったりしてー。ガハハ・・(*^ 。^*)
そんな情みたいな思いが知らず知らずに あたしの指先から人形に伝わり、心の温もりと共に縫い込まれてゆくのだろうか・・そんなこと、誰にも言いやしないのにサ、誰かのアンテナに引っ掛かるんだよ・・・。
まだ肌寒いある春の日、上品な母子がアトリエを訪れた。 留学先に連れてゆく人形を探して、テーマごとにディスプレイした 30数体の人形たちが並ぶアトリエ内を、ゆっくりと見て回られた・・。 数十分の後、お嬢さんの足がピタッと止まった。 それまでの穏やかで優しい眼差しが一瞬、キラっと輝いた −と思うと、じわーっと満面の笑顔に変わった。
お嬢さんの笑顔が向けられた先には、あのシマシマTシャツの男の子が 照れくさそうに立っていた・・・。 なんだか、 隠しておいた宝物を見つけられたような気分と、 見つけてもらったうれしさとで、あたしは少しばかり複雑な心境になっていた。
お嬢さんのアンテナに触れた君を「可愛がってもらうんだぞ〜」と、 心の中で別れを告げながら、そっとペーパーパックの中に収めた・・。 そして君は、遠い異国イタリアに向かった・・・。
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