キャベツ畑からこんにちわ(ミルガズィア×ガウリイ) 4



最初から18禁ですので、苦手な方は読まないでね。




「ん…っ、ふぁぁ………っ」


 ベッドに両手を付かせ後ろからゆるゆると腰を動かせば、ガウリイが肩越しにこちらを見てくる。
「……どうした」
 情欲に濡れた瞳が何を伝えようとしているのかは分かるが、ガウリイの口から言わせいミルガズィアはただ静かに問いかける。
 ガウリイはしばらく視線を揺らし迷っているようだったが、結局何も言わないまま視線をベッドに落とした。

(堕とし甲斐のある人間だ……)


 単調にゆっくりと突き挿れて、ガウリイがすぐには達しないように刺激を続ける。
 そんな動きでも快感を得ているらしいガウリイは、先ほどから甘い吐息を漏らしている。
 白い背中が自分の動きにあわせて揺れて、汗で張り付いた金髪は背中とともに揺れそうでない髪は背中から滑り落ちていく。その光景が気に入ったミルガズィアは、ゆっくりとした動きを繰り返す。

 そんなミルガズィアの心情など知る由もないガウリイは、焦れったさを込めて後ろを見る。
 視線には気づいているくせに、何も反応を返さないミルガズィアに軽く怒りさえ覚える。
 こちらはさっきから体が熱くてしょうがないのだ。しかも性質の悪いことにどんどん熱くなってきている。
 こんな生ぬるい動きでは足りない。

 再びこちらをちらりちらりと見てくるガウリイに、ミルガズィアは彼がこちらを見た瞬間に己の唇を舌を出し舐める。

「あっ………っ」

 ピクッ、とガウリイの肩が跳ね、ガウリイを包む情欲が強まりナカのミルガズィアを締め付ける。
「っ…」
 その感覚に一瞬強く突き上げそうになったが、それを堪え、代わりにゆっくりながらも角度を変えて突く。
「はぁ……ん。あぁ…っ、ひゃぁ………。…もぅ…」

 分かっている。相手が何を言わせたいのか。言いさえすれば望むものが与えられるのだろう。
 しかしそこまで溺れてしまうのはプライドが許さない。
 何とかしてミルガズィアから求めさせたい。



「…んっ、はぁ……。なぁ、こっち、も…」

 そう言って薄く開いた唇を示すガウリイに、素直に唇を寄せる。
 ちらりと覗かせている舌に己の舌を絡める。

「んっ!?」

 噛まれた。
 もちろん甘噛み。
 ガウリイを見れば、してやったりの表情。
 そのまま舌に吸い付く。絡めたり、噛み付いたり、下肢以上に淫らに交じり合う。

「はぁ………」

 得意げな表情を浮かべるガウリイ。なにしろ彼のナカのミルガズィアは先ほどより大きくなっている。つまりは先ほどよりも自分に欲情しているということで。
 もう一度、と唇を寄せるとミルガズィアの視線とぶつかる。
 そこにあるのは不敵な笑み。
「…?」

 まあ、どちらにしても自分から一方的に強請る、なんていう無様なことは避けれそうだと思った矢先、ガウリイの中に新たな熱が生まれた。



「ふぁぁああ・・・!?」
 悶えるガウリイの肩を掴み、今度はミルガズィアからキスを仕掛ける。
 その先ほどよりも激しいキスに、ガウリイは身を捩り逃れようとするが、いまさら逃れられるはずもなく思うままに貪られた。

 チュクッ。
 喉を落ちていく唾液が熱い。触れている手が熱い。何もかもが熱い。

「はぅ…」
 
 ようやく銀の糸を引きながらミルガズィアの唇が離れ、ガウリイの力の入らなくなってきた腕が震える。
 その腕に手を沿え、ミルガズィアが耳元で囁く。

「……どうだ」
「っ…、もしかして……?」

 視線だけ動かして見れば、そこにあるのはニヤリとした笑みを浮かべたミルガズィア。
 顔にかかる息でさえ快感と受け取ってしまう自分の体を持て余しながら問いかければ、帰ってきたのはもう予測のついていた答え。
「ああ、相手を悦ばせないといけないからな。今の私の唾液にも催淫効果がある。こちらと同じように」

 ズクッ。

「く、ぁああっ!!」
「……っ!!」

 不意の強い突き上げにガウリイの体が跳ね、自らの腹とシーツに白濁を飛び散らせる。
 それでも、ゆらゆらと蠢くミルガズィアにすぐにガウリイの中に再び灯が点る。


「…どうして欲しい?」

 金の瞳に射すくめられたガウリイは熱に浮かされ口を開く。



「……もっと、シて。グチャグチャになるくらい、…はげしく……」


 その言葉を受けたミルガズィアが浮かべたのは壮絶な笑みで、その笑みにガウリイは期待に身を振るわせる。

「望みどおりに…」

 ズンッ。
 襲った衝撃に耐えられるだけの力はガウリイの腕には残っておらず、シーツの上に崩れ落ちる。
 顔をシーツに擦り付けながら、ただ喘ぐ。
 激しく、抉るような動きにただなすすべもなく翻弄される。

「んぁぁぁああっ!!ひぁっ……。あぁぁ………んっ」
 ベッドが激しい動きに軋みをあげる。

 ナカの圧迫にガウリイが悲鳴を上げる。
「…やぁっ!?……まだ、お、…っきく、なってるぅ…」
「まだっ、大きく、なるっ、ぞ!!」
 その言葉に、ガウリイが目を見開いた。

「ムリぃ〜。ひゃぁ…、壊れ、ちゃぅ……」
 その言葉にさらに大きくなるミルガズィアのモノに、ガウリイは怯えを含んだ視線をミルガズィアに向ける。
「…いいぞ、その顔……」
「あ、あぁっ。やぁぁあああっ…。ダメ……ぇ、ふぁああっ!!」

 キュウキュウと締め付けてくるガウリイの中を跳ね返し巨大に膨らんだものが、熱を発散させようとしている。
 それを最奥へ注ぐため、ひときわ強く突き挿れる。


「……んっ、くぁ…っ」
「んぁあああーーーっ!!。やぁあっ、あつ、いぃ………。あ、つい…のぉ……」
 射精の勢いにガウリイが身を振るわせる。
 ドクドクと注ぎ込まれる白濁は、ガウリイの中に納まりきらずゴポッという音とともに溢れ出た。
 白い太股を白い液体が伝い落ちていく様は実に卑猥で、再びミルガズィアの中心は硬度を取り戻す。
 中に埋まったままのモノが屹立しだした事に気づいたガウリイは、ミルガズィアを見やる。

「ふやぁ…っ」
 中に埋められたまま体をひっくり返され、ガウリイは嬌声を上げる。放たれた白濁により、先ほどよりも熱く火照る体はまるで自分のものでは無いようで、縋る目で獰猛な獣を見上げる。
 すぐに十分な硬さと大きさを取り戻したミルガズィアのものは、容赦なくガウリイの中を蹂躙する。
「あぁあんっっ!!…も、おおき、く、なって…る」
 自分の腰に足を絡めてくるガウリイの耳元に唇を寄せる。

「そんなにイイか…?」
「イイ、イイよぉ、……っ」
 何度も頷くガウリイに愉悦を覚えながら、激しく揺さぶる。
「ひゃぁあんっ……」
 素直に上げる嬌声はさらに己を欲情させる。



(悪いな、ガウリイ)




 ガウリイがミルガズィアから開放されたのは、空が白み始める頃だった。






「……」
「………、で?」
「?」
 散々二人がいろんな液体を撒き散らしてしまったベッドではさすがに眠る気になれず、使っていなかったもう一つのベッドに窮屈ながらも身を寄せて横たわって微睡んでいる時、ガウリイが声を上げた。

「だから、これで子供ができたのかってこと」
「………、あぁ、そんなわけ無いだろう」
 まだその疑問は続いていたのか、と驚いたが、そういえばきっかけはその疑問で答えは途中だった。

「やっぱ、タイミングとか?」
「いや、同姓間で性交しても子供はできないぞ」
「へっ?」
 間抜けな顔をするのも、かわいい、と思ってしまうのはこの一夜の影響だろう。

「同姓間で子供を成すときは、術で行うから。性交は関係ない」

「…でもさっき、性交からって……」
 騙された!!という顔をしている。
 フルフルと震えているのは、怒りのためなんだろうと思うが、まあいい。
「でも、愛情を確認するには必要だろう?」
「……」
 胡乱そうな目で見てくるが、その頭を抱え込み耳元で囁く。

「それに、気持ち良かったのだろう。いや、良かったんだな。イイって善がって…」
「わぁーーーーっ//////」
 大声を上げるガウリイを黙らせる方法は会得していた。

 ザリッ。

「んぁ・・・///」
 耳を舐め上げれば、目の前にあるのは怒った顔ではなく、欲をそそる顔。

「///…まぁ、俺としても『でっかいトカゲ』のあんたがあんなに熱いなんて、発見もあったし・・・、ひっ」
「また、お前は…………!!!!」

 いつものようにガウリイが謝り倒す前にミルガズィアがゆらり、と動く。
「あぁ、仕置きをしてやろう」
「やぁ、ダメ、もうムリだって!!」
 そう言っても疲れきった体はミルガズィアに抵抗できるはずもなく、たやすく組み敷かれた。


仕置き、というだけあって様々な事を強制されたガウリイは、しばらくは『でっかいトカゲ』は言わなかった。



 それでも『でっかいトカゲ』発言の直らないガウリイに、ミルガズィアが手を焼くのはまた別の話。





終わり








無駄に長い話でした。
ちなみにドラゴンの子供〜の話は全部私の勝手な想像ですのであしからず。

2010.6.1掲載

この日、きっとガウリイは起きられなかっただろうから、どうやってリナたちに言い訳をしたんだろう、というのが気になります……。声とかは結界とか張れば聞こえなかっただろうけど…。ミルガズィアさん、そこらあたりは用意周到にやってそう。

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