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「お尻を締める」健康法(2018.3.25.)
【やり方】
どんな姿勢でもOK。
10秒ほどかけてゆっくり息を吐きながら、おなかの中に肛門を吸い上げるような
感覚でお尻を締める。
ゆっくり10まで数えて1セット、最低1日10セット行いましょう。
慣れてきたら秒数とセット数を増やしていきます(100回くらいまで)。
【お尻締めの効果】(一部抜粋)
◎お腹や腰、背中の筋肉が鍛えられる
(ウェストも細くなるし、腰痛も治る)。
◎「腰筋」が鍛えられるお尻締めは、「自前のコルセット」の強化で、
腹圧が高まる
(腹圧の低下は、内臓機能の低下と直結。特に分かりやすい症状が便秘。
腸が圧迫されると、本来行われるはずの腸の蠕動運動を妨げてしまい、
便をうまく出せなくなる)。
◎痔、おもらしや脱肛も防げる。
◎副交感神経が優位になる
(脈拍・血圧・血糖値も落ち着く。イライラしない)。
◎丹田(=おへそと肛門を結んだ中間地点)に力が入り、重心が安定する。
重心が安定するということは、ムダな動きがなくなる、
つまり、疲れにくくなるなどその恩恵ははかりしれない。
◎「若返り物質」(マイオカイン)が分泌される。
マイオカインの効果は以下通り。
①骨力の強化
②ガンの抑制
③認知症の予防
④糖尿病の改善
⑤動脈硬化の防止
⑥血圧の安定
⑦脂肪肝の防止
⑧成長ホルモンへの刺激
⑨肌が若返る
なかでも重要なのは、脂肪を減らしてくれること。
これは単に痩せることだけではない。
脂肪を分解して減らすことは、肝機能を改善することにつながる
(肝機能が正常に働いていないと、脂肪肝になり、糖分をためることが
できない。その結果、動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、認知症など生活
習慣病のリスクが高まる)。
【出典】
「元気になりたきゃ、お尻をしめなさい」船瀬俊介著(2017年)