田中整体療院

トピックス(健康関連)    

  

この原因で当院をご利用される場合、患者さんBのように真の原因にたどり着くのに施術回数を要する場合があります。   
可能であれば、普段履いていらっしゃる靴を持参頂ければと思います。

足首関節の緩みは、様々な症状の原因となります(2017.03.01.)

  

数年も前の症例ですが、書類整理していたら出てきたので、参考までに掲載いたします。   
  
なお、自分に足首関節の緩みの問題があるか、その簡易検査法は以下通りです。   
例えば、頭痛があったとします。   
足裏が地面にベタっとつくように座って、上を向いた時に頭痛が3だったとします(5段階で5が最大)。   
次に、足裏が地面に着かないように座って(足がブラブラになる状態)、同様に上を向きます。   
もし、頭痛が3より少しでも増えれば、足首の関節の緩みがその症状の原因の可能性が高いということになります。   

     

【患者さんA(30代男性)】   
ここ10年来ずっと、右半身のうしろ側があちこち痛くてしょうがない。   
頭痛も激しく、日常生活が送れないほど(仕事以外の時は、寝込んでいるような状態)。   
10年前に何かなかったですかとお聞きしたところ、フットサル中にひどい捻挫(右足首)をしたとのこと。   
検査後確認すると、右足首の関節がぐ~らぐ~らに緩んでいる状態。   
あまりにひどい状態なので、シール施術を実施。   
それを数回繰り返して、右足首の緩みが解消される(同時に全ての症状が消失)。   

     

【患者さんB(40代女性)】   
長年、数分と座っていることもできない、重度の腰痛持ち。   
両足首の関節ともぐ~らぐ~らで患者さんAより更にひどい状態(私では無理かも思うほどのレベル)。   
タイミングよく、シール施術の成果が出始めていたので、試しに実施。   
結果、シール施術6回でぐ~らぐ~ら解消。   
と喜んだのもつかの間、数週間後、また足首の関節が緩んできました。   
そこで足首の関節(内踝から外踝を結んだライン)の凹部の痛みの強い所を重点的に施術したところ、再び解消。   
ですが、しばらくするとまた緩んできました。   
そこで、靴をチェックさせてもらったところ(普段こればかり履いているというウォーキングシューズを持ってきてもらった)、靴底の前の方が大きく反り上がっていた上に、土踏まずの部分が盛り上がったインソールを使用されていました。   
即、靴を買い替えてもらい、インソールなしで過ごしてもらったところ、足関節が緩むことはなくなりました(以前履いていた靴は、インソール入れて¥15000もしたそうで、捨てるに捨てられないとおっしゃってました)。   
以上ですが、結果的に、足の機能を邪魔しない靴に変えて、足首の凹部の痛い所を解消すればよかった症例でした(長年座れなかったので、家族4人の食事中一人だけ立って食べていて椅子もなかったそうです。しかし、座って食べれるようになり、食事中の椅子も購入されたとのことでした)。   
  
*緩みがひどいと、たいがい手わざよりシール施術の方が早く結果が出ます。   
過去、膝蓋腱反射すらない方でぐ~らぐ~らの方でも2回でOKだった方も   
いらっしゃいます。   

     

【患者さんC(小学3年生の女の子】   
一週間前より、頭痛症状が治まらない。   
検査後確認すると、両足首の関節が緩んでいました(特に右がひどかった)。   
その緩み解消で即解決。   
ただし、低血糖症状が出ていたので、再発しないように食生活の改善をお願いしました。   

  
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