田中整体療院

トピックス(健康関連)    

【当サイト内関連情報】   
  
  

*2019年時点の状況は、こちらに簡単にまとめました。(2019.10.10.)

放射線被曝を減らすには?(2018.4.22.作成)(2019.11.22.更新)


1.【はじめに】
2011年3月以降3、4年程、身内、友人などに放射能情報を送り続けていたので、状況は(2019年時点の状況はこちら)十二分に理解できているものと思っていました。しかし、喉元を過ぎれば熱さを忘れるなのか何なのか理解に苦しみますが、つい最近、全く無対策な身内に心底愕然とさせられました(それで、急遽まとめて手渡し、ここにも掲載することとなった次第)。

これまできちんと対策を取ってこられた方にとっては、何を今さらという情報ですが、ここの①に則って、今後も放射性物質が原因と騒がれることなく、多数の方が原因を特定されることなく亡くなっていきます(余談ですが、あの長崎・広島原爆投下の時も同様、治療は意図的に一切なされていません。但し、検査・解剖などのデータ取りは入念に行われています。それは、占領軍から「原爆の徹底的な研究のために被曝者の治療をしてはならない」と通達が出されていたためで、2008年時点でも1万8000人が追跡調査対象になっていたという徹底ぶりです)。

そんな理不尽な目に遭うことなきよう、できれば以下に目を通して頂き、そしてたった今、対策の必要性を痛感したという方であっても、後述の被曝対策をとりリスク低減に努め続けることを強くお勧め致します(低濃度といいつつ高濃度の除染土を全国にばらまく計画がありますし、政府主導のジビエブームなど、もうありえないほどの滅茶苦茶ぶりですから・・・)。


でははじめに、本当に対策が必要な状況にあるのか、それを判断して頂くための情報を以下に記載していきます。


A.【客観的事実】
◎福島原発は、結果的にチェルノブイリよりもひどい状況。
具体的には、3基ともメルトスルーしたまま(2号機は、メルトアウト?)。現
時点、未だに打つ手なし。これから何十年、あるいは何百年という期間にわたっ
て、放射性物質を封じ込めるという作業を続けていかなければならないわけで、
海を、つまり世界を汚染し続けます。なお、大気への垂れ流しは、2017年6月、
ロシア人技術者のおかげでとりあえず解消されたと耳にしていますが、それま
での約6年間、放射性物質を含んだ水蒸気が大量に放出され続けました(2015年
3~9月は特にひどく、南九州にまで毎日放射性物質が飛来していたほど)。
2019年時点においては、ここの⑤にあるとおり、結局、大気への放出は続いて
いると判断されます。
◎未だ多くの国が、日本の食品に対して、輸入禁止措置をとっていたり、放射線
検査の実施を要求したり、あるいは自国で放射線検査を実施しています。
◎東京では死者が多すぎて、火葬場・葬祭場は7~10日ほど待ち
(東京在住の友人二人に確認。2016年11月時点情報)。


B.【間接的に推測できる証拠】
◎基本的に東京に住んでいるはずの芸能人の死亡報道が明らかに増えています。
例えば、2018年2月時点、「突然死」だけで比較すると、
2000年代の10年間は3人。2010年代は既に32人と10倍以上になっています。 
◎Y・バンダシェフスキー教授らの疫学調査によると、ベラルーシの各地方におけ
る住民死亡率の推移は以下のようになっています。
  心臓病    (52.7%
  悪性腫瘍   (13.8%)
  感染症    ( 1.0%)
  その他の要因 (14.9%)
  外部要因   (10.7%)
  泌尿生殖系  ( 0.7%)
  消化器系   ( 3.4%)
  呼吸器系   ( 3.0%)
日本人の中には、まだ、放射線の影響はガン(悪性腫瘍)が主流だと思っている
人がたくさんいますが、驚くべきことに半数以上が心臓病(心不全、心筋梗塞な
どの循環器系疾患)で亡くなっています(セシウム137は心筋細胞を直撃すると
言われている)。 
*2013年7月24日、NHK「ためしてガッテン」で40代で心筋梗塞が増えている
ことを放送、しかし放射線の影響を一言も述べていませんでした。


C.【私個人が感じた環境変化】
◎不自然な熱中症の異常増加について(参考サイト;その1その2
南九州(盆地)の暑い方の所に住んでいる人達の例ですが、60歳以上の方々が
300人も500人も集まって真夏にグラウンドゴルフ大会をやっているにも関わら
ず、熱中症で病院搬送というのはほぼありません(数回開催される中で、せい
ぜい1人発症するかどうかというほど稀)。熱中症の異常増加は、放射線障害の
現れでは?  
◎2015年、特に梅雨の時期、至る所カビだらけになる異常な湿度の高さ、そして
激しい雨の日々。
・各地で旅客機が着陸できないくらいの濃霧が続いている
・東京都内在住者談で、異常な湿度が続いている
ということを耳にしてましたので、2011年以降ずっと福島原発の地下から噴出
する膨大な量の放射性水蒸気が日本全土を覆ってしまうくらい放出されていた
と考えると、謎が解けるのでは?
◎「無農薬・無肥料栽培」と「無農薬・有機栽培」、いずれの栽培区においても、
作物の生育がおかしい。
特に2015年に採取した手種を2016年に蒔いた時の結果は以下通り。
 ・著しい発芽率低下(通常90%以上ですが、ひどいものは0%)
 ・発芽しても、成長しなかったり、2ヶ月程で花をつけたり(シソ)、熟れる
前に腐れていく(トマト)
 ・収量激減
 ・1種類の虫しかつかないのに3,4種類の虫がついた(オクラなど)
など経験したことのない異常状態でした。私の所だけの問題かと聞いて回ったと
ころ、同様異常な状態を多数耳にしました(乳酸菌を大量培養して何度か散布す
ることで、今は回復しています。乳酸菌液の作り方は、こちらの5頁を参照)。
*世の中、騒ぎになっていないのは、ほとんどの方が、種・苗を購入して栽培し
ているからだと考えています 
(種はほぼ海外から輸入されていますし、育苗はハウスの中でされている)。
*キュウリ、イチゴ、ジャガイモ、サツマイモ、ニンジン、ネギなどの出来の悪
さが、「農地土壌中の放射性セシウムの野菜類及び果実類への移行係数」の移
行係数と見事に一致します。データによって大きく桁の異なる作物もあります
が(例えばこちら)、作物ごとの放射線耐性?を見事に示しています。
*セシウムの性質と作物への移行(参考書籍⑪)
セシウムは気体の放射性ヨウ素137やその次の放射性キセノン137の形で遠く
まで飛びます。それがβ線を放出してセシウム137(放射性物質)になりま
す。そして放射性物質は「微粒子」の固まりとなっていて、それがホコリに
吸着して地表に落ちます。人々の所には、放射性物質の微粒子のホコリとし
て飛んできています。
そのセシウムは、土の中では粘土に選択的に吸着されて封じ込められます。閉
じ込められる前の粘土表面に存在する間は、植物の根の出す有機酸によって吸
い上げられますが、粘土に閉じ込められてしまえば植物の根でも取り出すせな
くなります。つまり、植物のセシウム吸着量は、土壌の状態によって大きく異
なります。
ではまず、土壌の三大栄養素は何かというと「窒素・リン酸・カリウム」です
が、窒素を含むアンモニアが多い状態では植物がセシウムを吸い上げやすくな
ります。逆にカリウムが多い状態では、カリウムと性質の似ているセシウムは
吸い上げられにくくなります。
次に上述した粘土についてですが、粘土質の土壌で(特に雲母系の粘土で)セ
シウムは閉じ込められます。日本の土壌は関東ロームのように、火山噴出物な
どが粘土化したものが多いので、セシウムは作物に取り込まれにくい状況にあ
ります。
よくセシウムは「年に1cm程度しか土壌に浸透しない」と言われますが、
日本の土壌が粘土質であったことが、日本にとって不幸中の幸いだったと言え
るでしょう。セシウムが作物に移行しにくくなっているからです。
そしてこれは経験的な話しですが、知る限りでは、有機農家の作物は汚染の移
行が少ない。特に土壌に米ぬかや竹パウダーなどの乳酸菌発酵させた熟肥を入
れた土地では汚染の移行が少ないようです
(以上はセシウムの話しですが、あとで少し触れるストロンチウムは、水溶性
という性質が災いして、例えば地下水に入り込んでいきます。ですので、様相
が一変します)。


D.【ネット上の情報】
ストロンチウム汚染の新事実(2014年9月)
知られざるおそるべきトリチウムの危険性とは?(2015年7月)
福島原発事故後に増えている病気(2015年8月)
順天堂大学の血液内科が発表した衝撃データ(2015年10月)
フクイチ周辺にだけ発生する
“怪しい霧”に“異様な日焼け”が警告するものとは(2015年10月)

岡山大学・津田敏秀教授が外国人特派員協会で発表したこと(2015年10月)
フクシマより、川内・伊方が「超」危険な理由(2016年1月)
2016年4月1日、電力完全自由化で何が起こる?(2016年1月)
関東に住む2人に1人がストロンチウム汚染(2016年3月)
大惨事以上の福島原発(2016年6月)
セシウムボール 
原爆(放射能)に勝った玄米と味噌汁
韓国古里原発の放射性物質排出量は世界最多(2016年3月)
放射能汚染の真実~健康な生活のために~(2017年6月)・・・YouTube一覧
キール海洋研の太平洋放射能汚染シミュレーション(2017年8月)
やはり緊急課題は原発の克服(2017年10月)
食品の放射能検査地図(2018年1月)
脳力減退症(2018年4月)
被曝ニホンザルは警告する(2018年7月)
汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発(2018年9月)
韓国で次々起こる原発の重大事故。西日本にも深刻な影響?(2018年12月)
原発稼働後、約6倍に増加(壱岐新報;2019年3月)
各地の原発の通常運転で何が起きているのか(2019年3月)中盤のリンク参照
福島の汚染土が全国にばらまかれようとしている(2019年4月)
原発事故から7年。急増する白血病。10年で10倍(2019年4月)
原発汚染水の海洋放出は人類への“緩慢な殺人”(2019年12月)
原発を止めた裁判官が語る、運転停止判断の恐ろしすぎる理由(2019年12月)
検査した全乳歯からストロンチウム-90が検出される
使用済燃料棒は毎年1000トン、 もう保管場所がない 


E.【参考になるサイト】
新・全国の放射能情報一覧
(測定高さがまちまちで、各都道府県の事故前(平時)の放射線量は過大な数値
が表示されているとのこと。増減の傾向を読み取る参考としてご利用下さい)
東海アマブログ
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原子力資料情報室
Level7
原子力教育を考える会
NPO法人子ども全国ネット
内部被ばくを考える市民研究会
福島原発事故の真実と放射能健康被害
カレイドスコープ

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