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第弐章 HTMLの基本構造 其の弐 - DTD

宣言します!?
禁酒・禁煙しないことを!?

DoushiTaraiinDa ?
何を宣言 ?
Iodine ?
内容が無いよう?
此処までに判明しているHTMLの構造

DoushiTaraiinDa ? ドウシタライインダ?・・・・此処が思案の為所

SGMLでは、使用される 要素 の規則を DTD(Document Type Definition 文書型定義)で定義しておかなければなりません。そしてDTDを使用するには 文書型宣言(document type declaration)が必要です。

HTMLSGMLの一種ですから、文書型宣言が必要です。前章で XHTML1.0 は3 種類あると書きました。それぞれに文書型宣言があります。

Strict
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"  "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
Transitional
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"  "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
Frameset
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Frameset//EN"  "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-frameset.dtd">

Strict厳密な という意味です。

Transitional過渡期な という意味ですが訳が分かりません。ここで、HTML4.01 のTransitionaDTD の文書型宣言を見てみましょう。

HTML 4.01 Transitional DTD より

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"  "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">

URI部を眺めているとloose.dtdという部分があります。loose なら意味が分かります。私の事です・・・・
もとい、『 緩い 』とでも訳しましょう。

TransitionalFRAMESET要素を加えた物が Frameset です。

それでは、何が厳密で、何が緩いのでしょう?第一章で少しだけ触れた

文書の構成や内容と見栄えは分離する

機能の事です。ブラウザの独自機能も殆ど見栄えの機能です。

何故そんなに拘るのか? アクセシビリティ ( Accessibility 利便性 )の為です。此処では意味が分からなくても大丈夫です。最後には、この意味が理解出来ていると思います。

このサイトでは、XHTML1.0 Strict をメインに進めて行きます。Transitional/Frameset で定義されている一部の見栄えの機能を指定する要素は、XHTML™ 1.1 では廃止されています。

以降も同様な方向で検討されて行くと思われますので、見栄えの機能を指定する要素を使用していると、新バージョンには対応が難しくなると思います。

そして、DTD を解析する事で、HTMLの構造を知る事が出来ます。

彼、いつも帯が緩んでいるけど、何故?
彼の名前はルーズベルト・・・・

何を宣言?

まず文書型宣言の解析をしていきます。大文字、小文字すべてこの通りです。

宣言開始のマークです。<! の間に空白を入れてはいけません。
何を宣言するか、この場合は文書型(DOCument TYPE)。<! との間に空白を入れてはいけません。
文書型名。文書型宣言直下の要素はHTML要素。このサイトでは、
要素は英数半角の大文字表記とし、要素名は要素と同じスペルで、英数半角の小文字
とします。
次に記述されているのが公開されたもの。
W3Cが所有しているXHTML1.0 Strict 用の英語(EN)で書かれたDTD
システム識別子と呼ばれるDTDの存在するURI
最後に空白を空けずに > を付けて宣言終了。

Iodine? ヨウ素?

復讐復習です。

要素の基本構造は

<開始タグ = 要素名+属性 > + 要素の内容 + <終了タグ>

でしたね。

タグの記述方法です。要素HTML とします。要素名html になります。

内容が無いよう?

誰だ!このサイトの事だと言ってる奴は・・・・
マタマタ凹ヘコンダーー

<親要素>

<子要素">
:
</子要素">

<子要素">

<孫要素>
:
</孫要素>

</子要素">
<子要素">
<孫要素>

<曾孫要素>
:
</曾孫要素>

</孫要素>
</子要素">
</親要素>

要素の内容です。此処には、ある条件を充たすと他の要素を記述する事ができます。

  • 親要素の直接の配下の要素を子要素と呼びます。
  • 子要素に現れる要素を孫要素と呼びます。
  • 孫要素に現れる要素を曾孫要素と呼びます。
    :

HTML要素はその条件を充たしてますので、HTML要素を親要素とし、要素の内容に子要素を記述してHTML文書を作っていきます。

要素の内容に含む事の出来る要素や属性等を明記しているのがDTDです。

此処までに判明しているXHTMLの構造

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"  "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html>

HTML要素の内容

</html>

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Created:Jun 01, 2005 Updated:Oct.,25,2011 © by おっちゃん
Oct.,25,2011 全面更新