宣言します!?
禁酒・禁煙しないことを!?
SGMLでは、使用される 要素 の規則を DTD(Document Type Definition 文書型定義)で定義しておかなければなりません。そしてDTDを使用するには 文書型宣言(document type declaration)が必要です。
HTMLもSGMLの一種ですから、文書型宣言が必要です。前章で XHTML1.0 は3 種類あると書きました。それぞれに文書型宣言があります。
Strict は 厳密な という意味です。
Transitional は 過渡期な という意味ですが訳が分かりません。ここで、HTML4.01 のTransitionaDTD の文書型宣言を見てみましょう。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
URI部を眺めているとloose.dtdという部分があります。loose なら意味が分かります。私の事です・・・・
もとい、『 緩い 』とでも訳しましょう。
Transitional に FRAMESET要素を加えた物が Frameset です。
それでは、何が厳密で、何が緩いのでしょう?第一章で少しだけ触れた
文書の構成や内容と見栄えは分離する
機能の事です。ブラウザの独自機能も殆ど見栄えの機能です。
何故そんなに拘るのか? アクセシビリティ ( Accessibility 利便性 )の為です。此処では意味が分からなくても大丈夫です。最後には、この意味が理解出来ていると思います。
このサイトでは、XHTML1.0 Strict をメインに進めて行きます。Transitional/Frameset で定義されている一部の見栄えの機能を指定する要素は、XHTML™ 1.1 では廃止されています。
以降も同様な方向で検討されて行くと思われますので、見栄えの機能を指定する要素を使用していると、新バージョンには対応が難しくなると思います。
そして、DTD を解析する事で、HTMLの構造を知る事が出来ます。
彼、いつも帯が緩んでいるけど、何故?
彼の名前はルーズベルト・・・・
まず文書型宣言の解析をしていきます。大文字、小文字すべてこの通りです。
復讐復習です。
要素の基本構造は
<開始タグ = 要素名+属性 > + 要素の内容 + <終了タグ>
でしたね。
タグの記述方法です。要素を HTML とします。要素名は html になります。
誰だ!このサイトの事だと言ってる奴は・・・・
マタマタ凹ヘコンダーー
<親要素>
<子要素"> <子要素">
<孫要素> <子要素">
<孫要素>
<曾孫要素> |
要素の内容です。此処には、ある条件を充たすと他の要素を記述する事ができます。
HTML要素はその条件を充たしてますので、HTML要素を親要素とし、要素の内容に子要素を記述してHTML文書を作っていきます。 |
HTML要素の内容