96〜100話
LIFE 過去のLIFE
4月3日96話
蛇needsには勝てネェよ


よーやく、今期の引越しアルバイトは終了しました!!ん〜稼いだナァ〜

1週間ぶっ続けで働いた結晶。大事に使ってかないとナァ

というわけで、広島旅行記第2回。早速つづっていくとしますかネェ。

一行は、九州を越え、山口の地へとその脚を進めたのでありました・・・



山口・・・2年ぶりの山口・・・

実は、2年前にも山口へ、自動車(エスティマ)で行った事があり

その時は、大鍾乳洞。秋吉台を見物に行きました。

今回は、目的地は広島なので、山口は素通りのはずなのですが

最近、岩国というところに、金帯橋と言う橋が新しく改修されたらしいので

そこを見物に行ってみると言う事になりました。ちなみに下が金帯橋。






























橋なんてそんな珍しいもんかねぇなんて思いながら

車に乗っていると、その橋の周辺は観光客で人人人ばっかり。

んでもって、最近改修工事が終わったばっかりなので、

工事関係の機器もどっさり。俺は正直なとこ、

人がいすぎな観光所はあまり好きじゃないんですよネェ。

まぁ、どうせだったら渡ってみよう・・・




























って金取るんかい(゜△゜)




























まぁ、当然といっちゃ当然かナァ〜と思って、チケットを買う。

チケットの裏には、大抵その場所における、簡単な歴史が書かれているもの。

早速読んで見る・・・




























何も書いてネェ(T▽T)




























別に架橋順とかいてなくていいんだよ。

というわけで、結局誰が作らしたとか、何時代の橋とかわからないままでした。




























とことこと歩いていると、なんか、中央あたりに

袴に刀にちょんまげという明らかに時代錯誤の連中がいることに気づく。

一体何しているのかなぁ?って見たら。

巌流岩国佐々木小次郎とかなんとか書いたノボリをもったおじさんと

ド派手な衣装を身にまとった、佐々木小次郎役と思われる女の人が。

ほわぁ〜なにやってんだろぉ〜って思ってたら、

なんか、シュっ!っとか言って刀抜き始めたよ一体何する気だ!?




























まさか時代劇風テロ!?




























なーんて冗談言っているうちに、彼らは、記念写真一緒に写ってあげましょう組と言う事に気づく

なぁるほどなぁ〜、と思いながら、佐々木小次郎と思われる人物の顔をのぞいてみる・・・



























だめだ、松岡(トキオ)の方が顔がいい(~へ~)





























悪いけど、俺の好みではないな。


美人だったらそりゃもう肩組んで写真とって貰った後に住所と電話番号とスリーサイz(以下略)




























そうして、一往復して、別に金払わなくてもこりゃばれネェナァと気づき

また、広島に向かう為に車に乗り込んでいく・・・




























(簡略モード開始)

広島in→カーナビがあるにもかかわらず迷う→フェリー乗り場で親戚と合流

(簡略終了)




























そして、競艇場が一望できるフェリー乗り場で、選手の転覆(マジ)を見届け

フェリーに皆乗り込む。この時、親戚も含め、一行は10名の人数に

そうして、第一の宿泊先。宮島へと向かっていきました。

その時の写真がコレ。なかなか綺麗ですよネェ〜






























けど、ココ瀬戸内海だから、サメ出るんだよなぁ〜

なんて、考えていましたが、その数十分後・・・



























サメよりももっと恐ろしい生物と出会う事になる。


さぁ〜って、次ごろから面白くなってくる予感(?)
あの島には何が待っているのか・・・次回!!宮島の、恐るべき生命体の秘密!!



4月8日97話
究極の生命体


最近テンションが上がったり下がったり安定しないぞコンチクショー!のまさです。

くぅ〜〜、煮え切らないこの気持ち。一体どうしてくれよう(~へ~)

ま、そんな事はさておき、広島旅行記第3回。ある知り合いから、進むスピード遅いナァ〜

と、展開を急かされていますが、まだまだ最初の夜はこないようですなぁ〜♪



まさ家族、親戚一行は、瀬戸内海を船で渡り、いよいよ宮島へと足を踏み入れました。

しかし、それまでの長距離の移動・・・疲れないわけがない。

早速、一日目の宿泊先となるホテルに入り、とりあえずノンビリとお茶を飲む・・・

と、休憩していたのもつかの間・・・ゲンキなうちの女性陣は

さっそく、俺たちを引っ張って、そこら辺を散歩に付き合わされる羽目に・・・

ま、晩ご飯までは十分時間はあったし、ぶらっと暇つぶしに出てみました。




























散歩開始、数分後。地面になんか黒い点点が・・・

そう、噂のアレです。鹿のフンです。

掃除されていないところは、そこらじゅうに撒き散らしてあります。

また、いくつかのお店などの玄関には

「鹿が入るので、必ず閉めて下さい。」とはられています。

まぁ、コレでも一応野生なんだろうナァ。なんて思いながら歩いていたら

次のお店にも、張り紙がはってありました。

どこも鹿に悩まされてるんだナァ。と、その紙に目を通してら



























町内ゲートボール大会3位の賞状だったり。





























正直な話し自慢になるようなならないような、まぁそんな事はどうでもイイのです。

そして、もう少し歩くと、出てきましたよ。鹿が。

もうそれは、のーんびりとしてますわぁ〜。人間なれもいいとこ。



























なぁ〜んて、甘く考えてた俺がバカでした





























こいつら、野生をまだ忘れていませんでした。

次から紹介する写真は、本物のナマ写真です。得と御覧アレ・・・

のーんびりぐーたらしている山の上の鹿を観察していた、次の瞬間。



























なんと、目から発光したのです。






























そして、風が舞ったと思った次の瞬間。



























既に俺の目の前に、彼は立っていたのです。






























この時、たまたまシャッターを押していたので、素早く動く瞬間を捕らえる事が出来ました。

しかし、その決定的瞬間を捕らえたのもつかの間。

まだ野生を忘れていない鹿との、一対一の対峙・・・

まさに手に汗握った場面でした・・・



























しかし、彼はどうやら餌が欲しかったらしく、なんか葉っぱ食べてました。





























他にも、

日本古来のライオンの化石とかもありましたねぇ。






























宮島文化。平清盛時代から受け継がれている文化。

やはり、衝撃を受けるものばかりでした。

しっかし、時代の流れには流石に逆らえない。

いまでは、フェリーが一日に何回も行き来する時代。

やはり、新しい文化が入ってくることには逆らえないのです。

それを証拠づける写真が下に!!



























巻いたマツ毛がなんとも可愛らしい!






























しかもアームウォーマーなんかしちゃって、まぁまだ春とはいえ、夜は冷え込みますからネェ〜。

それから、このシャネル(?)のバッグ!!もう有名ブランド先取りですね!



























ま・・・・・



























体にどうやってかけているかは
俺も分からないんですがね。





























ホント、宮島はいい所です。

みなさんも一度は足を運んでみてはどうでしょう??




























今作品は、ビミョーにフィクションです。

宮島の鹿はいたって温厚です。けど、鹿せんべいとか持ってたら多分ヤヴァイ(笑)
さて、つぎはいよいよ夜を迎えますが。。。長い夜になりそうです(笑)



4月20日98話
プロジェクトEX
〜夜の課せられた使命〜


そこに、ある一匹の飼い犬が居た。



































































そのピンチを救ったある男の存在があった。





























困難に直面した時、思い浮かんだ一つの映像。






































































































男 「こんばんは。今日もプロジェクトEXの時間がやってまいりました。」

女 「今日は、理由あり、孤独の状況に2日以上さらされた、飼い犬をめぐるドラマです。」

男 「悪天候による、作業の能率低下。また物資不足に悩まされて、打ちひしがれる思いもしました。」

女 「しかし、最後まであきらめなかった。この気持ちがプロジェクトを可能にしました。」





























九州の、とある田舎町。

一見、こののどかで平和に見える、この町で

家族に、おいてけぼりにされた、ある飼い犬がいた。




























その名は、ミッキー。

彼は、この町内では、最も権力のある長老に君臨する雑種。

しかし、そんな彼も、飼い主が留守では、何もする術がなかった・・・



























そこに、かつての英雄が立ち上がった。





























それは、土屋秀規。

6年前の、この町に起きた厄災を食い止めたあの男だった。(第90話参照)

まさ達が出発して、初めて夜。

土屋は、ミッキーのところに出向いた。

ミッキーの近くに置いてある、軽トラの荷台に置いてある犬缶が目に付いた。

とりあえず、夜のゴハンを作る。

しかし、思いがけない困難に直面した。



























犬缶の中身が、全く取り出せないのである。





























この缶は、犬缶にしては深底で、そう簡単には出てこない。

取り出すためには、缶に詰めてある餌と、缶の間に空間を作らなければならない。

それには、棒の様な、混ぜるものが必要であった。

混ぜる事によって、中の餌がほぐれ、空気を混ぜる事により餌を取り出すのである。

しかし、割り箸がどこにもなかったのである。




























土屋は考えた・・・。一体どうすればいいのか・・・

雨が降りしきる中。ある一つの光景が目に浮かんだ。



























そうだ、コンニャクゼリーだ!





























ゼリーは、小さなカップにゼリーが詰まっている一口サイズのものが多い。

これらは、フタを開けただけでは、逆さにしても落ちてくる事はない。

しかし、カップをつまみ、空間を作る事によって、取り出すことが可能。




























これを応用し、赤で記されている部分に、空間を作る事を考えた。

幸い、缶はそこまで固い素材ではない。体重をかけて思いっきり圧迫してみる。



























見事、缶はだ円形に変形し、餌との間に空間が出来た。



























あとは、軽く降ってやれば、餌はそれこそプリンを皿に盛るように出てくるのである。

完璧な、作戦勝ちであった。




























こうして、ミッキーは、夜をしのぐ事が出来た。

他にも、散歩などの問題があったが、

雨のせいで、十分とまでは行かなかったが、軽い運動が出来るくらいには行った。

朝のドライドックフードを、ひっくり返して、ゆうに2日分はこぼした事もあった。

それでも、辞めることなく。2日間の世話をやりとおした。

同志社大学に在籍する実力を備えた頭脳と、心意気がある彼であるからこその、プロジェクトであった。

この事を、土屋は後にこう語っている。




























土屋 「そうですね、私の実家も犬を2匹飼っているんですが、

やはり、2匹とも、彼(ミッキー)の事をしたっていてね。

その彼のピンチとあらば、駆けつけないわけには行かないでしょう。

自分のためにも、彼らの家族の為にも、ビール3本の為にも当然のことをしたまでです。」





























こうして、この田舎町の長老。ミッキーは救われた。

しかし、その特権階級のピンチを救った、

ある青年の姿があったことを知る、町内の犬は数少ない・・・




























次回予告。




























広島、12の形に挑んだ10時間

広島にて、4つのピースをかけた、ドラマが起る
九州の田舎町の技術者としての意地をかけた戦いが始まる。



4月29日99話
プロジェクトEX
〜4つの木片にかけた10時間〜


広島の観光名所、宮島。






























様 に 変 化 を 遂 げ る 魔 の 4 つ の 木 片 に 挑 む





























数々の苦悩。挫折・・・そして喜び・・・





























今、ここに、男たちの静かに、そして長い夜が幕をあける・・・



























































男 「こんばんは。今日もプロジェクトEXの時間がやってまいりました。」

女 「今日は、変化自在。しかし、思い通りにいかない。魔の4つのピースと呼ばれた木片に挑んだ、男たちのドラマです。」

男 「時間との戦い、旅の疲れ・・・数々の困難を乗り越え、そして、成功を掴み取りました。」

女 「その陰には、ある、一人の女性の存在がありました・・・」





























広島県宮島町。

この、日本最大美景と称される地に酔いしれたものが集まる宿。

その、一見物静かな、そして、活気があるその宿で、

宮崎の技術者の、ある戦いが始まっていた・・・

その戦いの相手とは、




























11の顔を持つ、魔の4つの木片。


簡単に説明すると、これは、下の木片を組み合わせる、パズルゲームだった。

ルールは、指定された、11の図形を、与えられた4つの木片でその形を作り上げる。

たった、それだけのことであった・・・




























しかし、このパズルは、挑んだものに、簡単に喜びを与えない。そうゆうものであった。

何も知らないまさが、軽い暇つぶしの気分で挑んだが・・・

全く歯が立たない。惨敗であった。

この時、まさは、己で己自信の弱さを知った。

6年前、ただの田舎町を救った一人として、

また、キーボード分解事件の解決者として(選抜参照)

自分の実力を過信しすぎていた。

彼の相棒、土屋秀規は、その時すでに、生涯2度目のプロジェクトを遂行していた。

これは、立ち上がるしかない。己の全生命をかけて・・・



























そして、まさの長い夜が始まった・・・





























とりあえず、まずは4つのピースを適当に組み合わせていく・・・

が、なかなか思ったようにはいかない。

自分の構想とは、明らかにかけ離れた形状をしている木片達。

しかし、まさは何度も組みあわせているうちに、一つの事に気が付いた。




























一見、例の図形に合うことがなさそうな木片のようだが、

よく観察してみると、270度の角度をもつ部分、つまり




























この部分がある木片は、一つしか存在しない。































そして出題されている図形に、270度の角度の部分がある図形は11個中9個。

うち、270度の角度の部分が2つしかない図形は、8個。

つまり、この角度が、2つしかない図形にいたっては、

唯一、270度の角度を持つ木片をベースに

他の木片を組み立てていくと完成すると睨んだ。




























予想は、的中であった・・・

その数十分後、8個の図形は完成された。






























また、間もないうちに、平行四辺形型、表現しにくい図形も、完成された・・・






























残るは、あと一つの図形。

壺型のような図形である。





























まさは、寝る間も惜しんで考えた・・・

これは、270度の角度が4つ存在する・・・

一体どうやって作ればいいのだろうか・・・

男は、旅の疲れから来る睡魔と闘いながらも、苦悩した。

そのうちに、門外不出の図形が完成された。




























これが、その図形である。。。































となりの、まさの助手をしていた従弟、Hが言った。




























H 「なんなんこれ?ん?下?」



























関西交じりの名言であった・・・





























結局、その晩は、残り一つは完成させる事なく、一夜明けていった・・・

そして、鳥のさえずる。爽やかな朝がきた。

しかし、この男にとっては、重い、そして、昨夜の続きがよみがえる朝であった。




























睡眠不足で。




























そこに、我が姉。昨年度広島大学を卒業し、院生の道をものにしたYがきた。

彼女も、特に目立つ存在ではなかったが、

過去に、Gauss−Bonnetの定理とその証明たるものを

A4サイズ32枚に渡って行っていた。

すると彼女は、その木片を手にするないなや

数十分後、もう一つの図形を作り出していたのである。




























まさは、ショックを隠しきれなかった。

しかし、ここであきらめてしまってはいけない。

その図形を壊してもらい、またその図形の組み立てに取り掛かった。

もう時は、8時20分。もうすぐでチェックアウトしなければならなかった。

しかし、10時間越しの執念が実った。




























ついに最後の図形が完成したのであった。






























まさは、その事を後にこう振り返る。

まさ 「そうですねぇ。やっぱり、売られたケンカは買う。

そして、最後には必ず勝つ。世間ではあきらめが悪いといいますが

あきらめてしまえば、出来る事も無理になってしまうのです。

やってやってやりぬき通す。やはり、この姿勢がこれから大事だと思います。」





























こうして、プロジェクトを終えたまさは、

新たな出会いをもとめ、次の地へと足を進めた。




























17歳。若き技術者まさ。

彼の底知れぬ執念と、未知の物にたいするスピリット。

そして、姉に対する対抗心。

これらの思いが、男を最後まで動かしたのであった。

数々の旅人を苦しめたであろう。4つの木片。

この木片に、終止符を打ったことを知る者は、あまりにも数少ない・・・





100話




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