トピックス(健康関連)
【当サイト内関連情報】
B.あなたも“冷え”てはありませんか?
など
6年ほど前は、施術で痛めたところを自分で治せませんでした。しかし、この「両手振り体操」で治していました(私の年齢だと5分が目安です。しかし、5分では効果が出ず、10分で効果が出ていました)。また、「ナトリウム - 炭酸水素塩系の温泉(源泉)」効果も助けとなっていました。
なお、この体操で、70代にして視力が回復された方もいらっしゃいます(毎日30分実施)。
両手振り体操(スワイソウ)(2017.03.19.)
1.【はじめに】
2.【効果】
3.【やり方】
4.【両手振り回数(目安)】
5.【効果を得るコツ】
1.【はじめに】
人間の体はいつも「上実下虚」の状態になっています。
「上実」というのは、上半身全体が重い状態のことを表しています。となれば、足腰を中心とする下半身は「虚」であります。これは上半身に大切な器官が集まっているから、人間は誰でも避けられません。そして、その状態を長く続けると疲れがたまり、色々な病気を誘発します。
そこで「上実下虚」から「上虚下実」へ転換させる方法が必要となりますが、お薦めは、両手振り体操(スワイソウ)です(体操時の最大ポイントは、上半身に三、下半身に七の割合で力を入れることです。あるいは意識を集めることです。「上三下七」が、「上実下虚」から「上虚下実」へ転換させます。ちなみに、この「上虚下実」を保つことは、古代からの中国の健康の原則です)。
転換することによって、悪いものを追い出し、上半身のコリ、しこりなどをなくし、上半身にも下半身にも新鮮な酸素・エネルギーが正しく流れるようになります。
*両手振り体操は、達磨大師の「易筋経」のなかに健康と長寿の秘儀として記載さ
れています(中国民間療法の中で最高のものと評されており、色々な書籍で紹介
されています)。
2.【効果】
脊椎がまっすぐになり、両手両足の末端の血液循環までよくなり、体質まで改善するため、色々とよくなります。
・全身リラックス
・身体が軽くなる
・肌のツヤがよくなる
・慢性病(婦人病なども)
・電磁波の悪影響も受けにくくなる
などなど。
なお、慢性病などの不調から解放された人たちは、一日1000回以上振っていたとのことです(一回で無理なら、朝昼晩の3回に分けてトータルでOK)。
3.【やり方】
①足を肩幅に開いて、足の親指に力を入れて立ちます。
②軽く背筋を伸ばして、リラックスしてください。
③両手の平を内側にして、両方の手を同時に、力を入れて後ろにぽーんと投げ出し
てください。その反動で両手が前方に移動します
(悪いところを治したい場合、手を振りながら、手の先端から体の中の悪いもの
が宇宙の彼方に飛んでいくようにイメージするとよい)。
④繰り返し③を行います。リズミカルに、軽く行ってください。
4.【両手振り回数(目安)】
最低の目安は以下のとおりです(回数は前後で一回と数えてください)。
◆60歳以下の人なら、200回前後(3~4分間)
◆60代の方は、300回(5~6分間)
◆70代の方は、400回(6~8分間)
◆80代の方は、1000回(15~20分間)
◆90代の方は、2000回(30~40分間)
以上をやってください。
音楽を聴きながら、アラームをかけてなさってもいいと思います。
意外と体力を要しますので、無理な場合は100回ぐらいからはじめてください。そして、徐々に回数を増やします。
*朝、日の出前の時刻に太陽の出る方向を向いて2000回くらい行うとベストだそ
うですが、いつでもいいし、どちらの方向を向いてもいいので、毎日一回実施
すると効果が得られます。
5.【効果を得るコツ】
「上三下七」というのは、上半身に三分、下半身に七分という、体の虚実の程度と力を入れる比率を表現しています。つまり、上半身をリラックスさせて、下半身に力を入れ、緊張させることです。
さらに手を振るとき、軽く振ることも力を入れて振ることもできます。ただ、いずれにしても、手と足の力のバランスは、三分と七分にしなければなりません。手に力を入れたら、足の方はもっと力を入れます。つまり、「上虚下実」、「上三下七」というのはこのことをいうわけです。ただ手を振るだけでなく、足に力を入れるのを忘れないように。
ところで、「上三下七」といっても、実際には思うようにはできないかもしれません。そのためには、次のようなポイントを頭においてやるとできるようになります。
①上半身の力を抜く。肩には力を入れずに、自然に両手を振るようにする。
②下半身に重心をおく。上半身の力を抜くことと対応しているが、どっしりと
重心を下げる。その為には足の裏を地にしっかり着ける必要があり、裸足で
やらなければならない。靴下も脱ぐように。
③口の筋肉をゆるやかにする。口をキッと閉じたりしない。といっても、
だらんとするわけではなく、余計な力を入れないように。
④色々と考えないでやる(できるだけ無心)。
⑤下腹部に少し力を入れる(ここに意識を集中して運動する)。
⑥内股を緊張させてはいけない。「上虚下実」で、下半身に力を集めると
いっても、内股に力みがないようにする。