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朝の洗顔は水だけがおすすめ！(2012.12.06.）
人間の体は、「皮膚という大きな一枚の袋」に包まれることで、外の刺激から
守られています。
その皮膚の袋は、毛穴から出る皮脂（アブラ）と汗腺から出る汗（水分）が混
ざり合った皮脂膜によってコーティングされ、傷つきにくいようになっています。
さらに皮脂膜の上には、常在菌というさまざまな菌が住み着いていて肌を守っ
ています。
このような自然の多重防御システムが働いている肌を、ごしごしこすったり、
強い洗浄作用のあるもので頻繁に洗う行為は、わざわざ皮脂膜を壊して穴をあ
けているようなもので、肌を危険にさらします（皮脂膜がなくなると、肌の内側に
蓄えられていたうるおい成分も蒸発しやすくなるので、肌の乾燥が進み、シワ
もできやすくなります）。
以上のことから、スキンケアで大事なポイントは次の３つです。
「こすらない」
「洗い流し過ぎない」
「皮脂を流し去る洗顔料・お湯はできるだけ使わない」
このポイントから導き出される、「すっぴん肌」を洗う朝のベストな洗顔方法は、
以下のような形となります。
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両手のひらに“水”をためて、やさしく顔にあてます。
手は直接肌に触れないようにします。
ちゃぷちゃぷと手の中にためた“水”で肌をすすぐように洗います。
水滴は、タオルをそっと押し当てて吸い取らせます。
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これで、トラブル知らずの、すこやかで美しい肌を手に入れられます
（時間、財布、環境にもやさしい）。
（補足）
汚れは、水だけで落ちます。
お湯は、皮脂を流してしまうので肌の乾燥を招きます。
洗う時だけでなく、洗顔後の顔をふくときもごしごしは厳禁！
ここでこすったら元も子もありません。
（参考書籍）
・水だけ洗顔で一生美肌（平田雅子著）20011年
