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しょうご農園
佐々木正吾・和枝
〒885-1311
宮崎県都城市
高城町有水4872-2
Tel
0986-54-2111

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 山の恵み 和卵(かずらん)
「和卵」は自然養鶏の卵です。
黄身の色を濃くするなど、見た目を良くする無理はしていません。
個性豊かな鶏たちだから、卵の大きさ色はどれも違います。
そして、季節による味の変化を楽しめます。
お客様からは、「懐かしい味」、「久しぶりに安心して生卵を食べた」と,
好評をいただいています。


その味の秘密を紹介します。
   
理想の環境
 養鶏場の横を流れる有水川は、太平洋に注ぐ大淀川の支流のひとつ。その源は薩摩街道が通る国見岳(407m)と青井岳(560m)。水源涵養保安林である豊かな樹林が広がります。
 清流を泳ぐのはハヤ、亀、春の雨とともに山から下りてくる沢蟹、そしてトンボ、カワセミ、蝶などが流れに沿って飛び交います。5月には蛍が舞い上がり、幻想的な世界が広がります。
 養鶏場の東西には杉とヒノキの林、南には照葉樹林。その中にモミジ、山桜、樫などの落葉樹が混ざります。このあたりには、猪、鹿、サルの野生動物が多数生息しています。
 聞こえてくるのは川のせせらぎと風の音。そこに鶏の元気のいい声が響き渡ります。
 人も動物もやすらぐ素敵な空間です。
放し飼い
 できるだけ自然に近い環境の中で、鶏たちが暮らせるようにしています。
 昼間は広々とした運動場で自由に遊びます。夜は、野生動物から身を守るために、安全な鶏舎の中でぐっすりと眠ります。そして、夏には日陰で地面に穴を掘って天然冷房。冬にはのんびり日向ぼっこ。風のある寒い日はみんな寄り添って暖を取ります。
 1群れは約110羽で、メスとオスとの割合は約25対1。これでメスがオスに守られて安心できます。
 3つある鶏舎は金網で囲ってあるので風通し良好。高い屋根だから暑い夏も涼しく快適。そして床には細断した稲わらを深さ20センチいれています。鶏は暇さえあれば床を掘って、何かを食べます。鶏糞も床に混ざって自然に発酵して分解されます。だから鶏舎には嫌なにおいがほとんどありません。遊びに来たお客様もこれにはびっくり。そして、おとなしい鶏にさらにびっくり。ストレスのない環境であれば、鶏はとても穏やか。一日見ててもあきない、のどかな風景です。
   
雄鶏がいつも雌鳥の近くで見守っています。
こだわりの餌
 毎日の大切な食事。人も鶏も、安全で美味しい食事が健康をつくります。ですから、遺伝子組み換えの輸入トウモロコシ、そして、防腐剤が入っている恐れのある魚粉を使っていません。特に魚粉は卵アレルギーの原因とも言われていますから鶏たちは、完全に自家配合した安全な餌を、毎日1羽あたり約200グラム食べています。
餌の作り方
  • 材料は国産の青米、くず麦、くず大豆、米糠、そして、広島産カキガラ、自家製の籾殻くん炭と竹パウダー。
  • これらに、野草で作る天恵緑汁、そして、自家栽培したニンニク、唐辛子、生姜、ウコンを加えて、よく混合します。
  • そして2週間ほど嫌気発酵させ、甘酸っぱい香りがしたら出来上がり。
  • 乳酸菌や酵母などの有効微生物の働きで、アミノ酸、ビタミン、核酸、ホルモンなど、体にいいものがたくさんつくられます。
  • その他に単品で、うどん屋さんでだしを取った後の鰹節をあげています。
 
緑餌
 卵の味を決める最大のポイントは緑餌です。春、夏、秋は季節の野草。野草が少ない冬はカブや菜の花を栽培します。
 四季折々に、新鮮な青物を食べて鶏は健康になり、その卵は旬の味を作り出します。
 また、おやつとして旬の野菜をあげています。
    
200羽の3日分の量       毎朝のご馳走           緑餌畑   
 大事な飲み水は沢の湧水。豊かな山林が作り出す最高のミネラルウオーターです。
安心 〜薬剤無使用〜
 風通しの良い広々とした空間で自由に運動。安全な材料を発酵させた栄養満点の餌。自然の中の澄んだ空気ときれいな水。そしてすべてを支える生きている土。
 こういった環境で育っているから鶏は健康で、強い免疫力を持っています。
 ですから、ワクチン、抗生物質などの薬剤は一切使っていません。さらに、餌の配合時に添加物や防腐剤を入れていません。緑餌も季節の野草と無農薬の野菜をふんだんに与えています。
 
これが、和卵は安心して食べられるあたりまえの卵であるという理由です。
  朝の産卵ラッシュ
無洗浄の卵
 健康な鶏の、産みたての卵はとてもきれいです。卵は自ら細菌感染を防ぐために、殻の表面にクチクラ層という薄い膜を持っているので、新鮮な卵ほど表面がざらざらしています。そして、有精卵は殻の小さな穴を通して呼吸しています。だから、卵を洗ったり消毒すると、せっかくの自己防衛力を低下させ、呼吸もしにくくなってしまいます。
 私たちの鶏は、清潔にしている採卵箱で卵を産みます。そして卵をきれいな状態で注意深く回収してそのままトレーに入れます。
 しかし、若い鶏は床の上で産卵することもあるので、卵の表面に床材料の籾殻、落葉がつくことがあります。わずかな汚れは、布やステンレスたわしで落とします。

 念のために、生食の場合は、食べる直前に水洗いしてください。
 


@2007 Shogo Sasaki All right reserved