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ゼロ/低カロリー、低糖、微糖と表示されている商品って大丈夫なの?(2013.08.30.)(2017.01.27.更新)
人工甘味料、なかでも最も危険と言われているのが“アスパルテーム”。
しかし、これを好んで摂っている方が意外に多いことにびっくりさせられています(“低カロリー”などダイエットを意識させる表現がパッケージに印刷されているためと思われますが、20、30代女性に多い印象を受けます)。
知ってもどうしようもないところがある情報ですけど、それでも要所要所の対応は取った方がいいかと思いますのでご紹介致します。
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どこかで人工甘味料は体に悪いと聞いたことがあると思いますけど、私も詳しいことは調べることもなく、ただ人工甘味料(特にカロリーオフ、カロリーゼロなどと謳っている商品など)を選択しないようにしているだけでした。
しかし、
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『スイート・ポイズン: 本当は恐ろしい人工甘味料「アスパルテーム」の話』
ジャネット・スター ハル著(2013年2月8日発刊)
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を読むと、商品購入時、成分表示欄に最低限「人工甘味料(少なくとも、アスパルテーム、ネオテーム)」の表示がないことを確認して購入することが必須、という認識に変わりました(但し、表示されているとは限らない、というこれまたどうしようもない問題があります。一つの対策としては、洋菓子系をできるだけ選択しないという簡単な防衛手段があります。また、携帯などの電磁波問題と同じで、細胞分裂の盛んな子供、これから子供を産む若い女性などは、特に自衛手段を取る必要があります)。
以下書籍からいくつかポイントを抜粋します(詳細は、書籍をご覧ください)。
◆○の素の『パル○○ート』という商品。
アスパルテームがたくさん入っています。
◆アスパルテームが添加されているもの
一番分かりやすいのは、
【カロリーゼロ】
【ダイエット】
【カロリーオフ】
【微糖】
【低糖】
【ノンカロリー】
などを謳った商品に入っている可能性が高いです。コーラとかガムとかよく入っ
ています。市販サプリメントの多くにも入っています。ただし、一括表示しても
よいという、自由自在に表示可能な問題があるため、実際の所、どの飲食物に何
がどれだけ入っているか、食品会社の人すら全く把握できていないようです。
◆アスパルテームとサッカリンの組み合わせも危険
「食品添加物の危険度がわかる事典」に単独での危険度レベルが、
危険度1(低)~5(高)で示されています。人工甘味料をいくつ
かピックアップすると、
・アスパルテーム=4
・サッカリン=4
・アセスルファムK=3
・スクラロース=3
◆アスパルテームに関連する症状例
頭痛または偏頭痛、発作、しびれ、めまい、吐き気、筋肉のけいれん、体重増
加、抑うつ症、神経過敏、不眠、難聴、呼吸困難、舌のもつれ、耳鳴り、記憶
障害、発疹、疲労、頻拍、視力低下、心悸亢進、不安発作、味覚喪失、関節痛
など。特に、頭痛が典型的な症状とのこと。
◆アスパルテームの影響で悪化したことが知られている慢性病
脳腫瘍、てんかん、アルツハイマー、リンパ腫、繊維筋痛、精神遅延、出生異
常、糖尿病、多発性硬化症、慢性疲労症候群、パーキンソン病、パセドウ病等
◆子どもに及ぼす一例
フェニルケトン尿症。アミノ酸の一種、フェニルアラニンの先天的な代謝異常
疾患。フェニルアラニンがアスパルテームの50%を構成しているので、アス
パルテームを日常的に摂取すると、摂取過剰になり精神遅滞が引きこされる。
◆アスパルテームの構成成分
★【アスパラギン酸】(40%)
過剰摂取になると内分泌(ホルモン)異常を引き起こす。神経毒性があり、
無数の急性身体症状とともに、深刻な慢性神経疾患の原因になる。
★【フェニルアラニン】(50%)
様々な先天性欠損症の原因になる。セロトニンの産生を阻害し、月経前症候
群、不眠症、気分変動、炭水化物が欲しくてたまらない状態を引き起こす。
更に、フェニルアラニンの有害な作用は累積的なので、短期的な検査では症
状が目立たない場合もある。
★【メタノール】(10%)
アスパルテーム中のメタノールは“遊離型”であるため、すぐに血流に吸収
される(自然な食べ物に見られるメタノールは常にエタノールと結合してお
り、そのエタノールが体内でメタノールの毒性を解毒するので問題ないとの
こと)。体内に入ると、劇物のメタノールはホルムアルデヒド、ギ酸へと分
解される(どちらも有害化学物質)。ホルムアルデヒドは、危険な神経毒で
あり、ゆっくり蓄積され排出されないため発がん物質として知られており、
網膜障害を引き起こし、DNA複製を妨げ、先天性欠損症の原因となる(ど
こまで正確な記載かは分かりませんが、ウィキベディアによると、ホルムア
ルデヒドの体内半減期はおよそ一分であり、ホルムアルデヒドからギ酸への
代謝は迅速に行われる。ゆえに、ホルムアルデヒドによる毒性はほとんど問
題にならない。メタノールの毒性は、ギ酸によるものとあります)。
一般的な症状は、目、のど、鼻の炎症、鼻の灼熱感、咳、気管支けいれん、
肺炎など。ちなみに、メタノール中毒の兆候は、嗜眠、錯乱、下肢けいれ
ん、腰痛、激しい頭痛、腹痛、循環障害、失神、失明、呼吸困難、そして死
亡など。メタノール中毒の標的器官は、目、皮膚、中枢神経系、消化管。
(補足)
有害性が指摘されることが多くなり、アスパルテームの使用を控える食品会社が相次ぎました。
その代りに、よく使われるようになったのがスクラロースですが、毒性という点では変わりません。
実はスクラロースの四分の一強は有機塩素化合物、要するに塩素です。
塩素と言えば、殺菌などに使われる猛毒。
スクラロースが含まれている食品を加熱したら塩素ガスが発生し、鼻の粘膜を損傷したという事例もあります。
(参考書籍)
・医療ビジネスの闇(崎谷博征著)2012年
・スイートポイズン:本当は恐ろしい人工甘味料「アスパルテーム」の話
(ジャネット・スター ハル著)2013年