田中整体療院

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全身の血液循環等がよくなる黒豆のパワー(2012.6.12.)(2015.05.28.更新)

  

1.【黒豆の効能】   
2.【黒豆酒の作り方】   
3.【黒豆酒の飲み方】   
4.【注意点】   
5.【参考書籍】   

  

1.【黒豆の効能】
黒豆には、
血の巡りをよくする作用
利水作用(水分の排泄)
解熱作用
解毒作用
腸内環境を整える
血圧・血糖値を下げる
精神を安定させる
血栓ができるのを防ぐ
などの効果があり、栄養的にはタンパク質が豊富。
体力をつけながら局所の熱を取ることもでき、様々な症状が改善されます。

例えば、   
○耳鳴り   
○めまい   
○リウマチ・慢性腎炎・膀胱炎の熱や痛みを取る   
○夜間頻尿   
○前立腺肥大   
○冷え・むくみ   
○のどのトラブル   
○貧血   
○高血圧   
○糖尿病   
○骨粗しょう症   
○ダイエット   
○鼻炎   
○白髪や抜け毛   
○飛蚊症   
○不眠   
○肩こり   
○膝、腰の痛み   
○生理痛   
○脳梗塞後の麻痺やしびれの緩和・再発防止   
○乳がん   
○便秘

  

2.【黒豆酒の作り方】
黒豆1カップ(150g)を乾いた布巾でよく拭いて汚れを取ります。
②熱したフライパンに①を入れ、5~10分空炒りします
(テフロン加工のフライパンは使わないこと。古いフライパンならOK)。
③黒豆が熱いうちに密閉できるガラス容器に移し、焼酎600mlを注ぎ、冷暗所で
一晩寝かせます(膝や腰などの炎症を伴う痛みに飲む場合には、漬ける時間を長
めにすると、いっそう効果が高まります。なぜなら、漬ける時間が長いほど、血
液循環を促進する成分が溶け出すからです。目安、3~5日くらい)。
④黒豆は濾し取り、黒豆酒は密閉できるガラス容器に入れ、冷暗所で保存します(2,3年程度保存可能)

*黒豆の成分を有効的に摂取するには、他に黒豆茶、黒豆の煮汁(煎じ汁;注意点
参照)、スープ、ドリンクなど色々あります。   
*黒豆茶は、毎日煎る必要があります。煮汁は、2,3日保存が可能です。なお、   
手軽に黒豆茶を飲みたい場合、黒豆を煎って冷めたら「密閉容器」に入れ、冷蔵   
庫に保存。一週間で使い切ればOKです。一日3杯くらいを目安に飲みます。   
食前に飲むと過食を防げます。作り方詳細は、下記野崎氏の書籍をご覧下さい。

  

3.【黒豆酒の飲み方】
朝晩、さかずき一杯程度を目安に毎日飲みます。
食前が一番効果的です。糖尿病の場合は、食事と一緒にとることで急激な
血糖値の上昇を抑える効果もあります。
*濾し取った黒豆は、毎日少しずつ食べてもいいですし、砂糖や醤油で味付け   
すれば美味しく食べられます。酢に漬けてもいいですね。

  

4.【注意点】   
アレルギーのある方、腎不全、乳がん、甲状腺の病気の方は、主治医に相談
して下さい。ただし、これらの方は絶対にとってはダメというのではなく、   
逆に黒豆が効いて改善する方もいます。主治医に相談してみて下さい。   
●腸の弱い方、あるいは腸が弱いと認識されていなくても   
・下痢をしやすい、   
・ニキビができやすい、   
・口内炎が非常にできやすい、   
・アトピーや喘息の持病が改善されない   
などの症状がある方含めて、煮汁を選択されないようにしてください。   
実例ですが、腸が非常に弱い方(例えば、小さい頃から腸が弱く、アトピー持   
ちの方)が、黒豆成分が最も多く抽出される煮汁を一日1リットル近く飲むと   
アトピーが悪化したケースがあります(腸がダメージを受けたか、水分摂取過   
剰に伴う弊害と思われます)。   
腸が健康な方でも高濃度の煮汁は、腸が多少ダメージを受けるかもしれないの   
で、煮汁以外の黒豆茶、もしくは黒豆酒をおすすめ致します。   
*黒豆茶なら、一日、食事中に1,2杯   
(1ケ月程様子を見て大丈夫なら2,3杯くらいまで)、   
*黒豆酒なら、一日、2杯(一杯5ミリリットル)。用心するなら食事中に飲む   
(極度に腸の弱い人での確認まで取れていないですが、腸の弱い方でもこれくら   
いの黒豆酒量で効果を確認できています)。
●お茶やコーヒー等タンニンが多く含まれている飲み物を一緒に飲むと、黒豆に含
まれるとても質のよい鉄分の吸収が阻害されます。一緒にとるのは避けて下さ
い。 参考までに100gあたりの鉄分含有量は、牛レバーより多く含まれます。   
水代わりに薬と飲むのは避けて下さい。
●自分の周りに紹介して確かな効果があった為掲載していますが、万人に効果が出   
るとは限りません。ご自分に合わないと感じたらすぐに中止して下さい。

  

5.【参考書籍】
・薬ギライな人、薬の飲めない人のための民間療法(東畑朝子監修)2002年
・黒豆健康生活(野崎豊著)2004年
・黒豆が効く(主婦と生活社)2004年

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