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TEXTAREA

TEXTAREA要素は、複数行入力可能なテキストエリア（multi-line text field）を表示しテキストを入力する、フォームコントロール部品要素。

• 要素の内容は、PCDATAのみで初期値となり、入力値と置き換えられます。

  W3C - Web Content Accessibility Guidelines 1.0 → Guideline 10. Use interim solutions. → 10.4 より

  10.4 Until user agents handle empty controls correctly, include default, place-holding characters in edit boxes and text areas.[Priority 3]
  　　　For example, in HTML, do this for TEXTAREA and INPUT.

  10.4 UA（ブラウザだけとは限りません）が、空の文字入力エリアを正確に扱える様になるまで、初期値を記述します。[優先度 3]
  　　　例えば、HTMLの場合、TEXTAREA要素とINPUT要素が相当します。

• tabindex属性 accesskey属性 を省略不可とします。

W3C → XHTML 1.0 → Multi-part XHTML file → DTDs → XHTML-1.0-Strict より

<!ELEMENT textarea (#PCDATA)>     <!-- multi-line text field -->
<!ATTLIST textarea
  %attrs;
  %focus;
  name        CDATA          #IMPLIED
  rows        %Number;       #REQUIRED
  cols        %Number;       #REQUIRED
  disabled    (disabled)     #IMPLIED
  readonly    (readonly)     #IMPLIED
  onselect    %Script;       #IMPLIED
  onchange    %Script;       #IMPLIED  >

HTML記述

<form action="test.html" id="fmtst" name="fmtst">
<p>
<textarea tabindex="1" accesskey="1" rows="5" cols="30" onselect="bx()" onchange="bv()">
基本例の表示です。
　表示行数（rows）：5
　表示巾 （cols）：30
で表示しています。
</textarea>
</p>
</form>

表示例

基本例の表示です。 表示行数（rows）：5 表示巾 （cols）：30 で表示しています。

name        CDATA          #IMPLIED

FORM要素を使用してサーバにデータを送信する場合、データの項目になる名前を記述します。

• 同じページ内にname属性値は重複出来ません。
• 大文字と小文字は、区別されます。
• id属性値と違ってもかまいません。

rows        %Number;       #REQUIRED
cols        %Number;       #REQUIRED

rows属性は、テキストエリアの表示行数を指定します。省略不可。
cols属性は、テキストエリアの表示巾を指定します。省略不可。

基本例を参照して下さい。

disabled    (disabled)     #IMPLIED

該当要素を無効にします。省略可。

disabled="disabled"

readonly    (readonly)     #IMPLIED

該当要素の変更を禁止します。省略可。

readonly="readonly"

onselect    %Script;       #IMPLIED

要素が選択された時に開始するスクリプト名を記述します。省略可。

• 基本例例では、入力エリアが選択された場合に初期値を消去するスクリプトを使用するために使用しています。
• FORM要素を使用した使用例では、入力エリアが選択された場合に初期値を消去するスクリプトを使用するためにonfocus属性を使用しています。

両属性の動作の違いに注意してください。

onchange    %Script;       #IMPLIED

要素の内容のテキストが、選択された時と比べて変化していた場合に開始するスクリプト名を記述します。省略可。

基本例では、初期値に戻すスクリプトを使用しています。