試験科目と点数・合格基準について

試験科目と点数・合格基準について

 

行政書士試験の特徴は、合格点が予め決まっていることです。
行政書士試験案内 ご参考ください

 

なんでもないような特徴ですが、
例えば宅地建物取引士試験では、合格点が決まっていません。
おおむね合格率が15〜17%台で
テストの難易度にあわせて合格点が変わります。

 

つまり、宅建試験では他の受験生との闘いになるのですが、
行政書士試験では自分との闘いになるのです。

 

平成30年度行政書士試験では、受験生39,105名、合格者4,968名、12.7%の合格率です。
合格率の数%の国家試験もあるので、受験資格のない試験としてはトライしやすく
克己心でのりきる、のりきれる試験だということです。

 

ちなみに筆記試験のみで、口頭試験はありません。

 

 

 

 

 

科目について

 

行政書士試験の科目は大きく@法令A一般知識等の2つに分かれています。

 

@行政書士の業務に関し必要な法令等(出題数46題)
憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学の中からそれぞれ出題し、法令については、平成30年4月1日現在施行されている法令に関して出題します。

 

 5肢択一式 1問につき 4点×40題=160点
 多肢選択式 1問につき 8点× 3題= 24点
 記述式   1問につき20点× 3題= 60点
               合計 244点

 

 

A行政書士の業務に関連する一般知識等(出題数14題)政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解

 

5肢択一式 1問につき4点×14題=56点

 

合格基準
@ 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50パーセント以上である者(122点以上)
A 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、満点の40パーセント以上である者(24点以上)
B 試験全体の得点が、満点の60パーセント以上である者(180点以上)

 

ちなみに択一式の点数が一定に達しないと、記述の採点はありません。

 

 

勉強していくなかで、科目の中で得意不得意が出てくるのですが、
私の中では
法令の5肢択一式で120点、一般知識の5肢択一式で40点を目指しながら、
取りこぼし分と残りの20点を多肢と記述式で埋め合わせできれば合格できるかな〜と思っていました。

 

実際は5肢択一式で112点、一般知識の5肢択一式で32点、
多肢16点と記述式28点で188点でした。

 

狙い通りの結果だと思いますが、ぎりぎりのため自己採点では落ちたと思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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