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中年おっちゃんでも出来た ホームページ作成講座 with ? mark

第四章 私のホームページ − 其の弐

気付きました?
タイトルが ホームページ 作成講座に戻ってる!

恥ずかしながら・・・・
サンプル-1
どちら様ですか?
サンプル-2
サンプル-3
サンプル-4

恥ずかしながら・・・ 横井 庄一さん、覚えておられますか?

恥ずかしながら、私のホームページを紹介します。

私のパソコンでブラウザを立ち上げた時のページですので、私のホームページです。
サンプルですが・・・・

私のホームページを作成したのは、ブラウザの 『 お気に入り 』 が一杯になり収拾がつかなくなって来たので、ブラウザを立ち上げたページで、お気に入りの一覧表が表示されれば便利だと思い、

と条件を付けて作成しました。因みに、私のパソコンの使用環境は、

このホームページの作成過程を 『 サンプル1 』 〜 『 サンプル14 』 で、順を追って説明していきます。
あくまでもサンプルですので、リンク切れは勘弁して下さい。

リンク切れについてです。折角ウェブサイトを立ち上げて、色々なサイトを紹介していても、リンク先が閉鎖されていたり、URIが変更されていたら閲覧できません。定期的に確認しましょう。

また、自サイト内でも、リンク先が未だ完成してなく、『 工事中 』 などのページを時々見ますが、これもリンク切れと見做されます。この様な場合は、最初からリンクを張らないようにしましょう。

恥ずかしながら・・・・

私がこのサイトの作成を始めたのは、2004年です。それから幾星霜、その間、友人、知人、天狗に雀、いろいろ批判を受けながら数度の内容の変更を行い、やっとサイトを一般公開する事になりました。

パソコンの世界では、5年の月日は二昔も前になります。私のパソコンもWIN98からWIN-7に世代が変わり、使用しているディスプレイも15インチCRTから17インチ液晶に変わりました。

現在では、ブラウザも進化し、新しいブラウザも発表されNNは、終焉を迎えました。このサイトの内容は、WIN-98の操作も含まれていますが、基本操作はそんなに変わっていないと思います。臨機応変に対応して下さい。

<(_ _)><(_ _)>

サンプル-1

サンプル1を開いて、ソースを見て下さい。

表示したいサイトのURLとサイト名をグループ分けして、羅列しているだけです。

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html lang="ja-JP" xml:lang="ja-JP" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<meta http-equiv="content-type" content="application/xhtml+xml; charset=Shift_JIS" />
<title>中年おっちゃんでも出来たホームページ作成講座 with ? mark - サンプル01</title>
</head>
<body>
<!--=====検索サイト=====-->
<h1>検索サイト</h1>
<p><a href="http://jp.msn.com/">MSN Japan</a></p>
<p><a href="http://www.yahoo.co.jp/">Yahoo! JAPAN</a></p>
 :
</body>
</html>

1行目は、XML宣言です。

2行目は、文書型宣言です。Transitional-DTDを使用しています。

HTML要素の属性は、基本構造通りです。

HEAD要素の内容

META要素で文字コードの指定、TITLE要素でページの案内を記述しています。

LINK要素の説明で、最低でも rel="index" か rel="start" を使用して、ナヴィゲーション用のリンクを記述し、メールアドレスも記述する様に説明していますが、あくまでも私のホームページですので、省略しています。

BODY要素の内容

<!--=====検索サイト=====-->
コメントです。コメントの記述方法を説明します。
  1. 半角英数の < の次に空白を空けず 半角英数の !-- を記述します。

    <!--

  2. この後にコメントを記述して行くのですが、注意点を2つ。
    • 半角英数の - は2つ以上連続して記入してはいけません。
      この部分、突っ込まないで・・・
    • 文字を文字置換/数値置換してもそのまま反映されてしまいます。
  3. 半角英数の -- の次に空白を空けず > を記述してコメントを括ります。

    <!--コメントの内容-->

<h1>検索サイト--</h1>
H1要素 を使った見出しです。

H1要素 は heading1(見出し1)の略で、<h1>〜</h1> に見出しを記述するブロック要素

見出しを記述するブロック要素として、H1要素H6要素 の計6レベルの要素が有ります。

要素の内容は、インライン要素しか記述する事が出来ません。

<p><a href="http://jp.msn.com/">MSN Japan</a></p>

このホームページはお気に入りの一覧表ですので、A要素 を使い、リンク先のURIと名前を記述して行きました。A要素インライン要素なので、BODY要素の子要素としては使用出来ません。ブロック要素である P要素 の内容として使用しています。

<a href="移動先のURI">移動先の説明</a>
A要素の href属性 を使用してURIで指定したページに移動する事が出来ます。

以下、同様に見出しとリンク先を記述しています。

そうして出来上がったHTMLが正しいかどうかのチェックが必要です。私は、Another HTML-lint さんのゲートウェイサーヴィスW3CMarkup Validation Service を使用しています。

どちら様ですか?

こんな記述、よく見ませんか?
  • 音声ブラウザは、そのページを全部読み上げてから、リンクを別途読み上げるそうです。
  • そのページ内に記述してあるリンクを抽出して、何かを行ってくれるソフトウェアも存在します。

もうお分かりですよね。何らかの理由でそのページのリンク先を抽出/編集した時に、リンク先の名前が ここクリック では、何ら意味が有りません。

前節で、A要素の内容は移動先の説明と書きました。勿論リンク先のサイト名でも良いでしょう。しかし、上記の場合は、

と置き換えるだけで、問題が解決しますし、視覚的にもすっきりすると思います。

また、上記1では、もう一つの問題もあります。Bの説明とCの説明は当然違うURIになる訳ですが、URIに対する移動先の説明が同じ ここ になっています。

逆も又真で、同じURIで異なった移動先の説明を記述しても混乱の元になります。移動先のURIと説明は、統一しましょう。

何処へ?

ブロック要素インライン要素

視覚系のブラウザでは、リンク先を続けて記述すると混乱の元になります。

ブロック要素 , インライン要素

”,” やスペース等を使用してリンク先を区別する事も必要です。

サンプル-2

サンプル2を開いて、ソースを見て下さい。

レイアウトを決めて行く為に各要素をスタイルシートで修飾して行きますが、作業がし易いように、要素の範囲を色付けしました。

参照 色指定

HEAD要素の内容の変更箇所

<head>
<meta http-equiv="content-type" content="application/xhtml+xml; charset=Shift_JIS" />
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
<title>中年おっちゃんでも出来たホームページ作成講座 with ? mark - サンプル02</title>
<style type="text/css">
h1,p  { background-color : #ccf ; }
</style>
</head>
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
見栄えはスタイルシートを使用します。スタイルシートを使用する為には、HEAD要素内に下記の 『 基準スタイルシート言語の指定 』 の記述が必要です。
<style type="text/css">
HEAD要素内にスタイルシートを記述する場合は、STYLE要素を使用します。

STYLE要素の内容にスタイルシートを記述します。

  • type属性が必須で値は、"text/css" です。
  • 要素の内容にPCDATA以外の要素は記述できません。
  • コメント以外は、全て半角英数で記述します。単語以外の半角空白は、任意です。
h1,p { background-color : #ccf ; }

意味は、『 H1要素とP要素の背景色 (background-color) #ccf にする 』 です。

スタイルシートは、セレクタ(selector)で選択された要素をプロパティ(property 属性)のプロパティ値(corresponding value)で修飾します。

セレクタプロパティプロパティ値
h1,pbackground-color#ccf
  • プロパティは、{ ・・・ } の間に記述し、複数記述する事もできます。
  • プロパティとプロパティ値は、: で区切ります。
  • プロパティ値は、・・・; と記述します。
  • 単語以外の半角空白とTab文字は任意ですが、HTMLの文法には従わなければいけません。

サンプル-3

サンプル3を開いて、ソースを見て下さい。

縦1列だった表示を5列表示にました。各列の幅は、表示可能な巾の20%です。
( 100% / 5 = 20% )

参照 巾や高さの単位

スタイルシート内の変更箇所

<style type="text/css">
h1,p  { background-color : #ccf ; }
.posi { float     : left ;
        width     : 20% ; }
</style>
.posi { float : left ; width : 20% ; }
  • posi は、クラスセレクタです。. (ピリオド)に続いてクラス名を記述します。
  • 要素は、属性で class="クラス名" と指定する事によりスタイルシートの内容が反映されます。
  • floatプロパティは、表示方法の指定です。
    1. 該当要素の表示を表示可能な左端(left)に配置する
    2. 続く要素をその右側に配置(回り込み)する
  • widthプロパティは、表示幅の指定です。
    • 該当要素の表示幅は、表示可能な巾の 20%

表示巾を表示可能領域の割合で指定する事により、表示可能領域の表示巾が変わっても横のレイアウトは相対的に変化します。

BODY要素内の変更箇所

<div class="posi"> 〜 </div>
スタイルシートで指定したレイアウトで表示させるために、DIV要素を使用し、縦列のグループ分けをして、class属性でスタイルシートのクラス名と関連付けをします。此処に記述するクラス名には頭に . (ピリオド)を付けません。

DIV要素 は、<div>〜</div> に記述された要素をひとつのグループとして纏めるブロック要素。

  1. 検索サイト欄 と 生活一般欄 を一つのグループに纏め、表示可能な左端に表示可能な20%幅で表示させ、次の要素を右側に回りこ込ませます。
  2. HTML欄 を1の右側に表示可能な20%幅で表示させせ、次の要素を右側に回りこ込ませます。
  3. 同様に、down load欄 PC欄 を一つのグループに纏めその右側に、新聞サイト欄、お気に入り欄 と順に表示させます。

サンプル-4

サンプル4を開いて、ソースを見て下さい。

H1要素とP要素の表示サイズを変更しました。

ブラウザは、スタイルシートの先頭から解釈を開始します。同一要素やクラスの記述があった場合、プロパティとプロパティ値が同じなら無視をし、新しいプロパティやプロパティ値が記述してあると、そのプロパティを反映します。

参照 巾や高さの単位

スタイルシート内の変更箇所

<style type="text/css">
h1,p  { background-color : #ccf ; }
h1    { font-size : 120% ; }
p     { font-size : 95% ; }
.posi { float     : left ;
        width     : 20% ; }
</style>
h1 { font-size : 120% ; }

font-sizeプロパティは、文字サイズの指定。基準は親要素です。

  • H1要素、P1要素の親要素はBODY要素ですので、BODY要素に文字サイズ指定が無い場合は、ブラウザの基本文字サイズが基準になります。
  • H1要素の文字サイズは、親要素の文字サイズの 125%
  • P要素の文字サイズは、親要素の文字サイズの 95%

文字サイズをたった5%下げただけで、P要素の表示が見づらくなってしまいました。P要素の文字サイズ指定95%はやめます。

見辛いヨ〜!

P要素の場合、スタイルシートで修飾しなければ、親要素の文字サイズで表示します。親要素から文字サイズ等のスタイルを受け継ぐ事を、継承 ( inherit ) といいます。

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Created:Jun 01, 2005 Updated:Oct.,25,2011 © by おっちゃん
Oct.,25,2011 全面更新