憲法について
初学者の私は、憲法って何?というレベルから始めました。
第1条から読んでもピンときません。
その状態で過去問題を解いても、5肢択一はギリギリ解けても、多肢選択が8点あるのでワードに強くならなければなりません。
憲法 5肢択一式 4点×4題=16点
多肢選択式 8点×1題= 8点
合計 24点
そんなときは勉強と少し離れた読み物、本で補います。
わたしが読んだのは、憲法主義 (PHP文庫)です。
かつてAKB48に所属していた内山奈月さんが九州大学法学部教授の南野森氏と対談形式で憲法を学ぶものです。
・日本国憲法は制定以来、改正されていない
・違憲判決は約10件しかでてない
などなど、全然知らないことを分かりやすく読むことができます。
また、日本国憲法を学ぶにあたっての成り立ちを知らないといけません。
それを学ぶために、試験直前に読んだのが百田尚樹氏の日本国紀です。
注目したいのは戦後です。
お恥ずかしい限りですが私は学校で歴史を学んでも、近代はよくわからない状態でした。
百田尚樹氏の日本国紀は、さすがのベストセラー作家とあって、
難しい歴史書が読めない私でも、面白く読むことができました。
終戦は涙です。知ることが多いので、試験勉強関係なくおすすめの本です。
いずれも基礎法学にも出てきたワードも多いので、「どこかで聞いた言葉だな」と思い出すきっかけになると思います。
また、憲法改正の話題にもどんな意見があるか、いろいろ調べてみましょう。
流れを押さえたら、ひたすら過去問題を解いて、判例を学びましょう。
あとは人権の種類がどれにあたるかを暗記したり、
権能を暗記したり、
ひたすら暗記が多いです。
暗記をピンチと思わず、チャンスととらえて、単語帳などで覚えてください。
それが本試験で出たら、「やったラッキー」と思うようになれます。
手抜きをするほど遠のきますので、気合で頑張りましょう。