行政法について
行政法は行政書士試験のなかで一番配点が多く、必須の科目です。
B行政法 5肢択一式 4点×19題=76点
多肢選択式 8点× 2題=16点
記述式 20点× 2題= 40点
合計 132点
勉強方法は他の科目と同じように過去問を解いて、勉強の繰り返しですが、
私は他の科目よりもとっつきやすいように感じました。
配点が多いわりには他の科目に比べて範囲が狭いので、やりこんだもの勝ちということです。
やればやるほど点数が稼げると思って気合を入れてください。
逆説的な考えですが、範囲が狭いということは、問題が難しくなる傾向もあると思います。
過去問よりももう一歩踏み込んだ学習が必要です。
それが判例学習です。
判例は知らないと答えるのは無理です。知らずに解けたら、裁判所いらずですよね。
例えば行政事件訴訟法の原告適格の有無についての判例です。
ひとつひとつちゃんと見ていくのは必須ですが、結論を忘れてしまいがちなので、丸暗記大作戦をします。
既存の質屋営業所-なし
既存の公衆浴場業者-あり
・・・とかが20くらいあります。
裁判は何年もかかってやるものなので、おおげさに言えばその関係者の人生がかかったものもあったかと思います。
どんな内容でも戦った証に思えるのです。
それを結果だけ丸暗記というのは気が引けますが、結果をちゃんと押さえていないと元も子もありません。
行政法だけでなく判例の内容が分かりづらいときはサルの法律勉強奮闘記も参考にさせていただきました。会話形式なのでわかりやすいです。
記述式については知識があっての記述です。
5肢択一式の内容よりもやや易しめなので、5肢択一式の内容がかけるようになったら対策は大丈夫だと思います。
ただ書く練習は必要なので、問題を解いたら内容を書く癖をつけましょう。