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11.港則法

法律の目的、登場する港、登場人物を整とんします。

 

 

 

 

11.港則法記事一覧

港則法第一条 この法律は、港内における船舶交通の安全及び港内の整とんを図ることを目的とする。港則法の目的は、@港内における船舶交通の安全A港内の整とん・・・たった2つだけ。よく過去問穴埋めにでるので覚えましょう。過去問H30よりちょっと変更1.次の文章は港則法の条文である。 ア、イに入る適切な語句を記入せよ。(1) この法律は、港内における船舶交通の ア 及び港内の イ を図るこ とを目的とする。...

登場する港についての港則法の条文は、(港及びその区域)第二条 この法律を適用する港及びその区域は、政令で定める。第三条 (1項 略)2 この法律において「特定港」とは、喫水の深い船舶が出入できる港又は外国船舶が常時出入する港であつて、政令で定めるものをいう。3 この法律において「指定港」とは、指定海域(海上交通安全法(昭和四十七年法律第百十五号)第二条第四項に規定する指定海域をいう。以下同じ。)に...

それぞれの登場人物を覚えましょう港長港長は特定港に指定されている港にそれぞれ任命されます。ちなみに海上保安庁法に、第二十一条 海上保安庁長官は、海上保安官の中から港長を命ずる。○2 港長は、海上保安庁長官の指揮監督を受け、港則に関する法令に規定する事務を掌る。・・・とありますので、海上保安官が港長になるんだということです。話を港則法にもどすと、特定港には港長がそれぞれいる、と理解しましょう。港長と...

港則法のなかで、特定港に関する規定を特定港以外の港について準用するものがあります。港則法の条文(準用規定)第四十三条 第十条、第二十六条、第二十九条、第三十一条、第三十六条第二項、第三十七条第二項及び第三十八条から第四十条までの規定は、特定港以外の港について準用する。この場合において、これらに規定する港長の職権は、当該港の所在地を管轄する管区海上保安本部の事務所であつて国土交通省令で定めるものの長...

港則法ででてくる汽艇等をまとめました。汽艇等第三条 この法律において「汽艇等」とは、汽艇(総トン数二十トン未満の汽船をいう。)、はしけ及び端舟その他ろかいのみをもつて運転し、又は主としてろかいをもつて運転する船舶をいう。汽艇→(読み方:きてい)端舟→(読み方:たんしゅう)小舟、ボートのことろかい→櫓(ろ)と櫂(かい)オールのこと。人力でこぐ。詳しくはこちらが分かりやすい。※法改正により、「雑種船」...

港則法の下位法には、政令で定めている港則法施行令、国土交通省令で定めている港則法施行規則があります。政令で定めているのは、適用港、特定港、指定港だけです。(ご参考ください)そのほかのトン数やら長さやらは国土交通省令がほとんどです。過去問1.〇か×で答えなさい@この法律を適用する港及びその区域は、国土交通省令で定めている。 @の答えはこちら(白文字にしているので文字範囲選択してね)× 国土交通省令で...

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